藤岡市議会 > 2020-03-11 >
令和 2年予算特別委員会(第1回 定例会)-03月11日-02号

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  1. 藤岡市議会 2020-03-11
    令和 2年予算特別委員会(第1回 定例会)-03月11日-02号


    取得元: 藤岡市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-11
    令和 2年予算特別委員会(第1回 定例会)-03月11日-02号令和 2年予算特別委員会(第1回 定例会)           令和2年藤岡市予算特別委員会記録(第2号)                               令和2年3月11日(水曜日) ──────────────────────────────────────────── 会議に付した事件 議案第33号 令和2年度藤岡市一般会計予算 議案第34号 令和2年度藤岡市国民健康保険事業勘定特別会計予算 議案第35号 令和2年度藤岡市後期高齢者医療特別会計予算 議案第36号 令和2年度藤岡市介護保険事業勘定特別会計予算 議案第37号 令和2年度藤岡市介護老人保健施設特別会計予算 議案第38号 令和2年度藤岡市学校給食センター事業特別会計予算 議案第39号 令和2年度藤岡市特定地域生活排水処理事業特別会計予算 議案第40号 令和2年度藤岡市三波川財産区特別会計予算 議案第41号 令和2年度藤岡市水道事業会計予算 議案第42号 令和2年度藤岡市下水道事業会計予算 議案第43号 令和2年度藤岡市国民健康保険鬼石病院事業会計予算 出席委員(18名)
           1番 関 口 茂 樹 君       2番 丸 山   保 君        3番 小 西 貴 子 君       4番 内 田 裕美子 君        5番 中 澤 秀 平 君       6番 野 口   靖 君        7番 大久保 協 城 君       8番 窪 田 行 隆 君        9番 湯 井 廣 志 君      10番 松 村 晋 之 君       11番 橋 本 新 一 君      12番 青 木 貴 俊 君       13番 岩 﨑 和 則 君      14番 茂 木 光 雄 君       15番 冬 木 一 俊 君      16番 針 谷 賢 一 君       17番 隅田川 徳 一 君      18番 吉 田 達 哉 君 ──────────────────────────────────────────── 欠席委員  な し ──────────────────────────────────────────── 説明のため出席した者     市長      新 井 雅 博 君   副市長     高 橋   厚 君     教育長     田 中 政 文 君   企画部長    高 柳 和 浩 君     総務部長    中 島 俊 寛 君   市民環境部長  秋 山 正 人 君     健康福祉部長  鈴 木 伸 生 君   経済部長    秋 山 弘 和 君     都市建設部長  田 島 恒 夫 君   鬼石総合支所長 常 澤 昌 弘 君     上下水道部長  笠 原   豊 君   教育部長    塚 本   良 君     鬼石病院事務長 小 幡 文 男 君   秘書課長    井 埜 好 也 君     企画課長    塚 本 英 夫 君   地域づくり課長 福 井 保次郎 君     財政課長    酒 井 昭 仁 君   総務課長    岡 本 通 弘 君     職員課長    小 林 敏 彦 君   地域安全課長  関 沼 日出男 君     契約検査課長  横 田 道 明 君   市民課長    塚 越 裕 一 君     税務課長    鈴 木   隆 君   納税相談課長  福 島 一 郎 君     保険年金課長  沼   康 弘 君   環境課長    高 桑 一 美 君     清掃センター所長梶 山 篤 也 君   健康づくり課長 荒 川 要 一 君     福祉課長    川 端   敦 君   介護高齢課長  田 辺   亮 君     子ども課長   中 島   誠 君   指導監査室長  塚 本 健 次 君     商工観光課長  黒 柳 幸 男 君   農林課長    原   直 樹 君     農村整備課長  増 野   隆 君   土木課長    根 岸   実 君     建築課長    高 橋 一 人 君   都市計画課長  高 橋 邦 俊 君     都市施設課長  小 林 直 樹 君   区画整理課長  櫻 井 義 康 君     鬼石振興課長  三 井 清 光 君   にぎわい観光課長飯 島 昭 夫 君     経営課長    桜 井 崇 裕 君   水道工務課長  高 橋   勝 君     浄水課長    町 田 幸 二 君   会計課長    角 田 義 弘 君     農業委員会事務局次長          監査委員事務局長折 茂 芳 夫 君             高 田 克 巳 君     教育総務課長  飯 塚 公 明 君   学校教育課長  萩 原 裕一郎 君     生涯学習課長  池 田 好 年 君   文化財保護課長 軽 部 達 也 君     スポーツ課長  吉 田 隆 司 君   学校給食センター所長                                 中 山 昭 人 君     図書館長    朝 川 浩 二 君   鬼石病院事務課長黒 岩 康 博 君     下水道課下水管理係長          下水道課下水工務係長             栗 原   靖 君           尾 池 成 幸 君 ──────────────────────────────────────────── 議会事務局職員出席者     事務局長    飯 島 嘉 男     議事課長    植 野 美佐子     課長補佐兼議事係長             吉 江 高 如 △開会のあいさつ ○委員長(内田裕美子君) おはようございます。  開会に当たりまして一言ごあいさつを申し上げます。  本日、予算特別委員会を開催いたしましたところ、委員並びに関係者各位にはご出席をいただきましてありがとうございます。心よりお礼を申し上げます。  本日、3月11日で東日本大震災から9年が経ちました。この震災により、多くの尊い命が奪われました。犠牲になれました方々のご冥福を祈り、黙祷を捧げたいと思います。ご起立願います。                   (一同起立) ○委員長(内田裕美子君) 黙とう。                    (黙とう) ○委員長(内田裕美子君) 黙とうを終わります。  ありがとうございました。ご着席願います。                   (一同着席) ○委員長(内田裕美子君) 予算特別委員会は、2月27日の本会議において、議員全員の構成をもって設置され、令和2年度藤岡市一般会計予算、ほか10議案につきましての審査を、お願いするわけでございます。いずれも令和2年度の藤岡市行政の大綱を示す、重要な議案でありますので、慎重ご審査いただきまして、特別委員会としての意思決定をお願い申し上げます。なお、議事運営等、誠に不慣れな委員長でございますが、誠心誠意、円滑なる議事運営に努力する所存でございますので、委員各位の格別なるご協力を、お願い申し上げまして、開会のあいさつといたします。 ──────────────────────────────────────────── △連絡事項 ○委員長(内田裕美子君) 皆様にご連絡をいたします。  発言者は発言を求める際、自ら挙手し「委員長」と発言し、委員長より指名されてから、発言するようにしてください。また、質疑は正確を期するために、1回につき3点までとさせていただき、答弁終了後、再度質疑というようにお願いをいたします。なお、質疑、答弁は簡潔にお願いいたします。 ──────────────────────────────────────────── △市長のあいさつ ○委員長(内田裕美子君) 市長のあいさつを願います。 ◎市長(新井雅博君) 改めて皆さん、おはようございます。  予算特別委員会の開催にあたり、議長より出席要求をいただきましたので、副市長以下出席をさせていただいたところでございます。  本日の委員会には2月27日の本会議におきまして付託をされました、令和2年度藤岡市一般会計ほか7特別会計、3事業会計の予算について、ご審議をいただくものでございます。市民生活にとりまして大変重要な案件でございますので、慎重審査の上、委員会としての意思決定をお願い申し上げてごあいさつとさせていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 ──────────────────────────────────────────── △開議  午前10時00分開議 ○委員長(内田裕美子君) 出席委員定足数に達しました。ただいまから予算特別委員会を開会いたします。 ──────────────────────────────────────────── △諸報告 ○委員長(内田裕美子君) 報告いたします。下水道課長が体調不良によりまして欠席する旨の連絡がありましたのでご報告いたします。なお、答弁につきましては下水管理係長、下水工務係長がいたしますので、よろしくお願いいたします。 ──────────────────────────────────────────── △議案第33号 令和2年度藤岡市一般会計予算 ○委員長(内田裕美子君) これより議案審査に入ります。  議案第33号、令和2年度藤岡市一般会計予算を議題といたします。  お諮りいたします。本議案につきましては、歳入、歳出、各款ごとに審査いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) ○委員長(内田裕美子君) ご異議なしと認めます。よって、歳入、歳出とも各款ごとに審査を行います。  まず、歳入より審査に入ります。  第1款市税について質疑に入ります。ページは12ページから15ページまでであります。ご質疑はありませんか。  湯井廣志君。 ◆委員(湯井廣志君) 市税の関係で質疑いたしますけれども、個人、法人また固定資産税また都市計画税、この徴収率で個人が普通徴収が92.2%、特別徴収が99.8%、法人が99.3%、固定資産税が土地の方が96.5%、家屋が96.5%、また、都市計画税の徴収率が96.5%、この数字の根拠をお伺いいたします。 ○委員長(内田裕美子君) 税務課長。 ◎税務課長(鈴木隆君) お答えをさせていただきます。  徴収率につきましては、毎年少しずつ変わってはいるんでしょうけれども、一応前年と同じ形で徴収ができるという形の計算で徴収率を採用させていただいております。  以上でございます。 ○委員長(内田裕美子君) 湯井廣志君。 ◆委員(湯井廣志君) 前年と同じということでありますけれども、個人、普通徴収92.2%ということは、もう最初から7.8%もらえませんよというような、数字でついている。また、こういう数字でつくと、このままおそらく未収が発生して、滞納処分・不能欠損につながっていく。そういう中で、普通徴収の関係で、28億円の個人市民税の税収になるわけですが、まだ確定申告してないと思うので、確定申告が終わるとこの28億円からどのくらい増減があるのかお伺いいたします。 ○委員長(内田裕美子君) 税務課長。 ◎税務課長(鈴木隆君) お答えをさせていただきます。
     所得割という形の中で、来年度の個人市民税の税収という形を計算しているわけですが、個別の所得という形で、1個1個捉えるというわけではなく、全体として市民の所得がどのような形に推移するかという形で計算をさせていただいております。  所得割の令和元年分の総所得ということになるかと思うんですけれども、過去3年の実績、それから各種統計資料などと、国のほうで地方財政の見込みというのを出しているんですけれども、その辺の中から、全体の総所得が前年と比べて2%くらい増えるんではないかということで、今回の所得割の全体の数字を算出いたしております。  以上でございます。 ○委員長(内田裕美子君) 湯井廣志君。 ◆委員(湯井廣志君) 前年の所得だから2%増えるんでしょうけれども、今年度はこんな新型コロナウイルスの関係で非常にこの税収も落ちるんかなというような考えをしているんですが、この徴収率をもう1回聞いていきますけれども、この資産に関して、固定資産税の徴収率が96.5%ですよね。個人の普通徴収が92.2%ということは、個人の徴収率、これは実際に収入があって、お金が入ってきてこのような徴収率になっている。この固定資産税に関して、固定資産というのは物ですから、これは資産として収入を生み出さない。そういう中で、この収入を生み出さないような固定資産が96.5%、また収入を実際に生み出した税収の方が92.2%というのは、これは一般的に見て、逆ではないかと私は思うのですが、その点お伺いいたします。 ○委員長(内田裕美子君) 税務課長。 ◎税務課長(鈴木隆君) お答えをさせていただきます。  今、委員さんがおっしゃったとおりの考え方もあるかと思うのですが、私が答えるのも変なのですが、収納率ということで現年の収納率をずっと比較してみますと、普通徴収で大体95%前後実績としてはあります。それから固定資産税につきましては、98%を超えるような形で推移しております。そこでその数字を採用しないのかという話にはなるのですが、我々としては、不測の事態も含めて少し低めの収納率を設定させていただいたということでございます。  以上でございます。 ○委員長(内田裕美子君) 湯井廣志君。 ◆委員(湯井廣志君) 徴収のやり方が悪いからこういうことになるのかなと私は思います。そういう中で、この固定資産税の関係をもう少し聞いていきますけれども、この固定資産税、おそらく新築の場合は、ほとんど漏れがないと思うんですよね。  ですが、今、中古住宅を買って、中を新築同様にしているのがかなり見受けられます。  また、器用な人は増築をしてしまう。そういう中で、この固定資産税は、その評価替えのときにおそらく見直すと思うんですが、そういう新築以外の改築なり増改築ですよね、そういう場合の課税の仕方、それは見つかった時点で過去に遡って課税を加えるのか、また、見つかった時点の年度からやっていくのか、どのようにそういう増改築を見つけているのか、お伺いいたします。 ○委員長(内田裕美子君) 税務課長。 ◎税務課長(鈴木隆君) お答えをさせていただきます。  増築ですが、外側を残したまま中をリフォームするような形の分については、基本的には再評価という形ではとっておりません。それから面積が、例えば10平米増えた場合、それはただ単に10平米足す場合と、古い部分を少し壊して全体で20をやって、そのうちの10が増える部分という場合とあるんですけれども、基本的には減った部分は削って、新しくつくった部分は足すような形が原則でございます。  それから調査なんですけれども、リフォームの場合は基本的にはしませんので、調査はしていません。増築についても、小さい増築で建築確認がでないものなどがあれば、それは我々職員が市内を調査で回っているときに発見した場合に確認をして調査をする。建築確認がでれば、それに基づいて調査をさせていただくという形になろうかと思います。  それから過年について、遡ってということですが、当然、遡って見つかればその年から課税をさせていただくという形をとるというふうに考えております。  以上でございます。 ○委員長(内田裕美子君) 湯井廣志君。 ◆委員(湯井廣志君) そういう新築以外のものも、しっかりとした課税をやっていただければと思います。  それと、固定資産税の中の償却資産の関係でお伺いいたしますけれども、これは償却資産でありますから、1月31日までに申告されたものでやっているわけですが、前年に比べて、前年が10億円で、大体2億円くらい償却資産というのが増えている。この設備投資っていうのが、それほどこの藤岡市で行われたのか疑問でおりますが、償却資産というのが増えた理由というのをお伺いいたします。 ○委員長(内田裕美子君) 税務課長。 ◎税務課長(鈴木隆君) お答えをさせていただきます。  償却資産につきましては、来年度新規の課税標準額で大体58億円くらいというふうに見込んでおります。基本的には、大体法人が設備投資するものが主ではありますが、それから中には、先ほどの過年の話ではないですけれども、過去の申告漏れというのも多少あったりはします。  それから、太陽光発電設備の関係がやはり、少しずつではありますが伸びておりまして、それが25億くらい見込んでおります。そいうった形もろもろあわせて、58億円くらいの課税標準、それから、1億8,000万円くらい税収が、償却資産の分で伸びるだろうというふうに考えております。  以上でございます。 ○委員長(内田裕美子君) 他にご質疑はありませんか。 ○委員長(内田裕美子君) 中澤秀平君。 ◆委員(中澤秀平君) 12ページの法人市民税の現年課税分が前年と比べて減額の見込みとなっていますが、この減の理由についてお伺いいたします。 ○委員長(内田裕美子君) 税務課長。 ◎税務課長(鈴木隆君) お答えをさせていただきます。  法人市民税の減額につきましては、最初が平成28年の税制改正だったと思うんですけれども、消費税が上がるタイミングで法人市民税の税率が変わるということになっておりました。それが消費税の改定のタイミングがずれたことで、去年の10月1日以降に決算期を迎える法人の法人事業税率が12.1%から8.4%ということで、3.7ポイント下がるということに決まっておりました。それの影響がほぼ2か月後なんですけれども、11月か12月の申告から現れる法人市民税の法人税割の減額の影響が、11月から12月のところで現れるということで、それが約4,200万円くらい減額になるというふうに考えております。  そのほかに、ちょっと細かい話ですが、均等割のほうが500万円ほど下がっているんですが、これは均等割の区分があるんですけれども、その少し均等割の額の大きいところの区分の事業所が少し減ってしまって、その分が500万円ほど下がるということになっております。  以上でございます。 ○委員長(内田裕美子君) 他にご質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり) ○委員長(内田裕美子君) お諮りいたします。質疑もないようでありますので、質疑を終結いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) ○委員長(内田裕美子君) ご異議なしと認めます。よって、第1款市税について質疑を終結いたします。  第2款地方譲与税について質疑に入ります。ページは15ページであります。ご質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり) ○委員長(内田裕美子君) お諮りいたします。質疑もないようでありますので、質疑を終結いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) ○委員長(内田裕美子君) ご異議なしと認めます。よって、第2款地方譲与税について質疑を終結いたします。  第3款利子割交付金について質疑に入ります。ページは16ページであります。ご質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり) ○委員長(内田裕美子君) お諮りいたします。質疑もないようでありますので、質疑を終結いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) ○委員長(内田裕美子君) ご異議なしと認めます。よって、第3款利子割交付金について質疑を終結いたします。  第4款配当割交付金について質疑に入ります。ページは16ページであります。ご質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり) ○委員長(内田裕美子君) お諮りいたします。質疑もないようでありますので、質疑を終結いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) ○委員長(内田裕美子君) ご異議なしと認めます。よって、第4款配当割交付金について質疑を終結いたします。  第5款株式等譲渡所得割交付金について質疑に入ります。ページは16ページであります。ご質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり) ○委員長(内田裕美子君) お諮りいたします。質疑もないようでありますので、質疑を終結いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) ○委員長(内田裕美子君) ご異議なしと認めます。よって、第5款株式等譲渡所得割交付金について質疑を終結いたします。  第6款法人事業税交付金について質疑に入ります。ページは16ページであります。ご質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり) ○委員長(内田裕美子君) お諮りいたします。質疑もないようでありますので、質疑を終結いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) ○委員長(内田裕美子君) ご異議なしと認めます。よって、第6款法人事業税交付金について質疑を終結いたします。  第7款地方消費税交付金について質疑に入ります。ページは17ページであります。ご質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり) ○委員長(内田裕美子君) お諮りいたします。質疑もないようでありますので、質疑を終結いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) ○委員長(内田裕美子君) ご異議なしと認めます。よって、第7款地方消費税交付金について質疑を終結いたします。  第8款ゴルフ場利用税交付金について質疑に入ります。ページは17ページであります。ご質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり) ○委員長(内田裕美子君) お諮りいたします。質疑もないようでありますので、質疑を終結いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) ○委員長(内田裕美子君) ご異議なしと認めます。よって、第8款ゴルフ場利用税交付金について質疑を終結いたします。  第9款環境性能割交付金について質疑に入ります。ページは17ページであります。ご質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり) ○委員長(内田裕美子君) お諮りいたします。質疑もないようでありますので、質疑を終結いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) ○委員長(内田裕美子君) ご異議なしと認めます。よって、第9款環境性能割交付金について質疑を終結いたします。  第10款地方特例交付金について質疑に入ります。ページは17ページから18ページまでであります。ご質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり) ○委員長(内田裕美子君) お諮りいたします。質疑もないようでありますので、質疑を終結いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) ○委員長(内田裕美子君) ご異議なしと認めます。よって、第10款地方特例交付金について質疑を終結いたします。  第11款地方交付税について質疑に入ります。ページは18ページであります。ご質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり) ○委員長(内田裕美子君) お諮りいたします。質疑もないようでありますので、質疑を終結いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) ○委員長(内田裕美子君) ご異議なしと認めます。よって、第11款地方交付税について質疑を終結いたします。  第12款交通安全対策特別交付金について質疑に入ります。ページは18ページであります。ご質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり) ○委員長(内田裕美子君) お諮りいたします。質疑もないようでありますので、質疑を終結いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) ○委員長(内田裕美子君) ご異議なしと認めます。よって、第12款交通安全対策特別交付金について質疑を終結いたします。  第13款分担金及び負担金について質疑に入ります。ページは18ページから19ページまでであります。ご質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり) ○委員長(内田裕美子君) お諮りいたします。質疑もないようでありますので、質疑を終結いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) ○委員長(内田裕美子君) ご異議なしと認めます。よって、第13款分担金及び負担金について質疑を終結いたします。
     第14款使用料及び手数料について質疑に入ります。ページは19ページから26ページまでであります。ご質疑はありませんか。 ○委員長(内田裕美子君) 茂木光雄君。 ◆委員(茂木光雄君) 19ページの使用料の中のみかぼみらい館の敷地の使用料10万7,000円について説明をお願いいたします。 ○委員長(内田裕美子君) 地域づくり課長。 ◎地域づくり課長(福井保次郎君) お答えいたします。  みかぼみらい館敷地使用料10万7,000円でございますが、こちらにつきましては、万場高校のスクールバスの駐車場としてお貸ししております。これは、転貸借契約を結んでおりまして、万場高校スクールバスを令和2年4月1日から令和3年3月31日までの1年間お貸しする。これは、1年更新でやっております。こちらにつきましては、スクールバスの運行が遠距離通学をする学生の利便性を確保する有効な手段というふうに判断して、転貸借契約を結んでおります。  以上、答弁といたします。 ○委員長(内田裕美子君) 茂木光雄君。 ◆委員(茂木光雄君) 万場高校のスクールバスの駐車のスペースですけれども、あれですよね、今度、みかぼみらい館も新しい駐車場というか、駐車場のスペースも当初よりも、40台と聞いていたのが、実際には倍の80台くらいのスペースができるということですけれども、そういったところの使用といいますか、そういった中で駐車スペースというのをバスなんかも確保できるような形がとれるのですかね。 ○委員長(内田裕美子君) 暫時休憩いたします。                                   午前10時25分休憩 ────────────────────────────────────────────  午前10時26分再開 ○委員長(内田裕美子君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ──────────────────────────────────────────── ○委員長(内田裕美子君) 他にご質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり) ○委員長(内田裕美子君) お諮りいたします。質疑もないようでありますので、質疑を終結いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) ○委員長(内田裕美子君) ご異議なしと認めます。よって、第14款使用料及び手数料について質疑を終結いたします。  第15款国庫支出金について質疑に入ります。ページは27ページから31ページまでであります。ご質疑はありませんか。 ○委員長(内田裕美子君) 中澤秀平君。 ◆委員(中澤秀平君) 28ページの総務費国庫補助金の中の個人番号カード交付事業費国庫補助金についてお伺いいたします。  平成31年度予算ですと、1,439万だったものが倍くらいの予算計上となっていますが、その理由についてお伺いいたします。 ○委員長(内田裕美子君) 総務課長。 ◎総務課長(岡本通弘君) お答えいたします。  この国庫補助金につきましては、個人番号カードの作成や発送、あと通知カードの作成、発送等を地方公共団体情報システム機構、J-LISと言われているところですが、そこへ委託しております。この金額につきましては、全国の作成にかかわる費用を人口割で計算したものが総務省から示されております。  今回、昨年に比べると非常に多いというのは、カードの作成申請数が増えたことと、前年度の令和元年度の繰越予算が含まれているということで、金額的にはかなり増えているということであります。  以上、答弁といたします。 ○委員長(内田裕美子君) 中澤秀平君。 ◆委員(中澤秀平君) 昨年度の分も含まれているということなのですが、全国的にもこの枚数というのが多めに計上されているというか、想定されているというふうに考えてよろしいのでしょうか。 ○委員長(内田裕美子君) 総務課長。 ◎総務課長(岡本通弘君) お答えいたします。  だんだんカード発行枚数が増えてきているという傾向だと思います。  また、令和3年度末から保険証のほうに連携するという話もありますので、それに伴いまして、カードの発行数が増えていると考えております。  以上です。 ○委員長(内田裕美子君) 中澤秀平君。 ◆委員(中澤秀平君) 来年度からマイナンバーカードを使ったチャージ、ポイント還元制度というのも始まるように聞いているのですが、その制度の運用に向けて政府は枚数の目標というものを想定しているかなというふうに思うんですが、発行枚数の目標、政府の目標など分かれば教えてください。 ○委員長(内田裕美子君) 総務課長。 ◎総務課長(岡本通弘君) お答えいたします。  具体的に、いくつというのを示されているわけではありませんが、令和元年9月3日のデジタルガバメント閣僚会議資料ということで、その資料によりますと、2020年、令和2年7月末、これはマイナポイントが始まる時期ですが、ここの段階で3,000から4,000万枚というような数字が出ております。  また、2021年、令和3年3月末につきましては、健康保険証の運用の開始ということで、6,000から7,000万枚というような数字がでております。最終的には、2023年、令和5年3月末ということで、ほとんどの住民がカードを保有しているというような数字が出ております。  以上、答弁といたします。 ○委員長(内田裕美子君) 中澤秀平君。 ◆委員(中澤秀平君) その制度に合わせて、多くのカードを発行していこうという目標があるようなんですが、このマイナポイント、この制度の概要についてはどんなものなのか、お伺いいたします。 ○委員長(内田裕美子君) 総務課長。 ◎総務課長(岡本通弘君) マイナポイントにつきましては、まず、マイナンバーカードを取得していただきまして、マイキーIDを登録します。あとは、民間のPayPayだとか、いろんな支払いをするところで、チャージをしていただきますと、最高で5,000ポイントまで付与されるというようなことになっております。7月から運用というような話を聞いています。詳細につきましては、まだいろいろできていませんので、このくらいしかちょっと分かりません。お願いいたします。 ○委員長(内田裕美子君) 中澤秀平君。 ◆委員(中澤秀平君) 制度の概要を伺いますと、消費税対策で発行されたプレミアム商品券のような形でチャージをするとプレミアムが受けられるというような制度なのかなというふうに思いますが、プレミアム商品券については、低所得者に向けての制度、子育て世代であるとか、そういった消費税の影響が大きいと思われる方に対しての制度だったと思いますが、このマイナポイントについては、対象者ですか、その目的というのはどんなものとなっているかお伺いいたします。 ○委員長(内田裕美子君) 総務課長。 ◎総務課長(岡本通弘君) この制度の目的につきましては、キャッシュレス決済の普及と消費税引き上げに伴うその施策と消費の活性化ということで、このマイナポイントカード制度が実施されていると考えております。  以上です。 ○委員長(内田裕美子君) 中澤秀平君。 ◆委員(中澤秀平君) 先ほど、政府の目標ということで、令和4年度末には、ほぼ全てのほとんどの人が所有するというような目標に向けて、何枚ずつというふうなことでお答えがありましたが、それに併せて藤岡市としてもこの目標設定というものがあるかどうかお伺いいたします。 ○委員長(内田裕美子君) 市民課長。 ◎市民課長(塚越裕一君) お答えいたします。  特に、市では目標とかは立てておりません。国のほうで令和4年度中に、ほとんどの住民がマイナンバーカードを保有するということを想定していまして、ただ、今後大きく申請が伸びることは間違いないと思います。そういったときに、交付窓口等で滞りないような体制をとっていくことは考えておりますが、特に目標というんですかね、そういった数値は設定しておりません。  以上です。 ○委員長(内田裕美子君) 中澤秀平君。 ◆委員(中澤秀平君) 先ほど、政府の目標の中では、7月末に3,000万枚から4,000万枚というようなお話がありましたが、大体3割くらい普及を目指すということなんだと思いますが、藤岡市もそれに併せて、例えば設定しますと、昨年の茂木議員の一般質問の中で、今、交付枚数が10月31日の時点で5,689枚というお答えがあったようなので、約今、6,000枚くらい発行がされていると考えまして、あと7月末までに1万3,500枚、人口の6万5,000×3割ということで、7月末までに1万9,500枚必要となると、1万3,500枚必要になるのかなというふうに思います。この、3月を含めてあと5か月で1万3,500枚とすると、1か月あたり2,700枚の発行数必要になってくるのかなというふうに思いますが、今現在としては、2016年1月からこのマイナンバーカードが発行されてきていますが、この2月末、3月初めの時点で1か月あたりにすると大体何枚くらいのペースで発行がされているのでしょうか。 ○委員長(内田裕美子君) 市民課長。 ◎市民課長(塚越裕一君) お答えいたします。  令和2年2月23日現在が最新のデータでございます。交付枚数が6,282枚となっております。月ごとに増えてはおります。ちなみに、1月から2月の間で見ますと、144枚の増となっております。  以上です。 ○委員長(内田裕美子君) 中澤秀平君。 ◆委員(中澤秀平君) 2016年1月から約50か月間で6,282枚ということですと、この1か月が140枚くらいということだったのですが、ならすと125枚くらいのペースかなというふうに思います。先ほどの1か月あたり2,700枚のペースと比べると20倍以上の差があるわけなのですが、そうした目標の中でこのカード発行事業を行っていくというのは、現実的に可能なのかどうかお伺いいたします。 ○委員長(内田裕美子君) 市民課長。 ◎市民課長(塚越裕一君) お答えいたします。  国が設定した数値よりかなり実績数が伸びてないということなんですけれども、これは藤岡市に限らず、ほとんどの自治体でも同じようなことが言えるのかなと思います。なかなか伸びない理由というのは、やはり利便性とか必要性、そういったものが感じられないのかなというところが原因ではないかと思われます。  以上です。 ○委員長(内田裕美子君) 中澤秀平君。 ◆委員(中澤秀平君) 国の方針ということで、そのまま受け止めて続けていくということなのですが、この交付がなかなか伸びない、また申請がなかなか増えないというのは、利便性や使い勝手、そういった問題ではなくて、やはりこのマイナンバーカードにまつわる安全性の問題というのが非常に危惧がされているからだというふうに思います。このマイナンバーカードをめぐっては、情報流出なんてこともあった経緯もありましたし、このカードにいろいろな情報が紐付いていくというような予定にもなっていることから、多くの懸念があります。そういった市民感情を無視するというか、市民感情に寄り添わずに、国の方針だからということで、この非現実的な数字を目標に掲げるというのは、あるべき姿ではないというふうに思いますが、当初予算に載せるべき数字であるのか、再度伺っておきます。 ○委員長(内田裕美子君) 総務課長。 ◎総務課長(岡本通弘君) 国の施策ということでやっております。それですので、それに対して藤岡市だけができないということはできませんので、市民のこれからの利便性、マイナンバーカードを使って、いろいろな面で利便性がありますので、その利便性ができるように枚数を増やしていきたいと考えております。  以上です。 ○委員長(内田裕美子君) 他にご質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり) ○委員長(内田裕美子君) お諮りいたします。質疑もないようでありますので、質疑を終結いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) ○委員長(内田裕美子君) ご異議なしと認めます。よって、第15款国庫支出金について質疑を終結いたします。  第16款県支出金について質疑に入ります。ページは31ページから38ページまでであります。ご質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり) ○委員長(内田裕美子君) お諮りいたします。質疑もないようでありますので、質疑を終結いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) ○委員長(内田裕美子君) ご異議なしと認めます。よって、第16款県支出金について質疑を終結いたします。  第17款財産収入について質疑に入ります。ページは38ページから40ページまでであります。ご質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり) ○委員長(内田裕美子君) お諮りいたします。質疑もないようでありますので、質疑を終結いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) ○委員長(内田裕美子君) ご異議なしと認めます。よって、第17款財産収入について質疑を終結いたします。  第18款寄附金について質疑に入ります。ページは40ページから41ページまでであります。ご質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり) ○委員長(内田裕美子君) お諮りいたします。質疑もないようでありますので、質疑を終結いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) ○委員長(内田裕美子君) ご異議なしと認めます。よって、第18款寄附金について質疑を終結いたします。  第19款繰入金について質疑に入ります。ページは41ページから42ページまでであります。ご質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり) ○委員長(内田裕美子君) お諮りいたします。質疑もないようでありますので、質疑を終結いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) ○委員長(内田裕美子君) ご異議なしと認めます。よって、第19款繰入金について質疑を終結いたします。
     第20款繰越金について質疑に入ります。ページは42ページであります。ご質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり) ○委員長(内田裕美子君) お諮りいたします。質疑もないようでありますので、質疑を終結いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) ○委員長(内田裕美子君) ご異議なしと認めます。よって、第20款繰越金について質疑を終結いたします。  第21款諸収入について質疑に入ります。ページは43ページから48ページまでであります。ご質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり) ○委員長(内田裕美子君) お諮りいたします。質疑もないようでありますので、質疑を終結いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) ○委員長(内田裕美子君) ご異議なしと認めます。よって、第21款諸収入について質疑を終結いたします。  第22款市債について質疑に入ります。ページは49ページから51ページまでであります。ご質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり) ○委員長(内田裕美子君) お諮りいたします。質疑もないようでありますので、質疑を終結いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) ○委員長(内田裕美子君) ご異議なしと認めます。よって、第22款市債について質疑を終結いたします。  以上で、歳入についての質疑を終結いたします。  暫時休憩いたします。                                   午前10時43分休憩 ────────────────────────────────────────────  午前10時44分再開 ○委員長(内田裕美子君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ──────────────────────────────────────────── ○委員長(内田裕美子君) 続いて、歳出について質疑に入ります。  第1款議会費について質疑に入ります。ページは52ページから54ページまでであります。ご質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり) ○委員長(内田裕美子君) お諮りいたします。質疑もないようでありますので、質疑を終結いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) ○委員長(内田裕美子君) ご異議なしと認めます。よって、第1款議会費について質疑を終結いたします。  第2款総務費について質疑に入ります。ページは54ページから92ページまでであります。ご質疑はありませんか。 ○委員長(内田裕美子君) 窪田行隆君。 ◆委員(窪田行隆君) 総務費について、何点か質疑を行わせていただきます。まず初めに75ページ、バイオマス視察研修負担金56,000円、これについてなのですが、予算事業シート5ページに木質バイオマス発電検討事業、検討会議・先進地視察とございます。市の約6割を占めている山林の有効活用策として、バイオマス発電の可能性を検討する「(仮称)バイオマス検討委員会」を設置するとあります。まず、この委員会の視察費用ということだと思うのですが、この委員会のメンバーの構成についてお伺いします。 ○委員長(内田裕美子君) 企画課長。 ◎企画課長(塚本英夫君) お答えいたします。  「(仮称)バイオマス検討委員会」の委員の構成でございますが、現在、想定をしておりますのは、農業関係団体から4団体、また、林業従事者から1団体、それから、行政関係でございますけれども、藤岡市役所内部と群馬県の行政関係団体で6名の構成で今、想定をしております。  以上、答弁といたします。 ○委員長(内田裕美子君) 窪田行隆君。 ◆委員(窪田行隆君) 視察研修負担金ということでございますが、その支出先とどのような視察研修を予定しているのか、お伺いします。 ○委員長(内田裕美子君) 企画課長。 ◎企画課長(塚本英夫君) お答えいたします。  視察先といたしまして、現在想定しているのは、岡山県の真庭市を想定してございます。こちらにつきましては、バイオマス宣言都市として構想を示しておりまして、バイオマス発電、それに伴う産業観光ということでまちづくりを行っている市でございます。そちら、視察する際につきましては、視察者が全国から集まるということでございまして、その視察費用を負担していただくというふうになっておりまして、こちら7名分のですね、視察費を計上しております。  以上、答弁といたします。 ○委員長(内田裕美子君) 窪田行隆君。 ◆委員(窪田行隆君) バイオマス発電といいますと、旧鬼石町でRDFを試みたことがあると思いますが、今回は木質バイオマスということで、木材、または木材を加工したものを燃料としての発電を考えているのかと思います。木質バイオマス発電といいますと、県内でもやっているところがございまして、大規模なものでは、これは企業ですが「吾妻バイオパワー」、大手金融会社の出資で運営されて、13,600キロワット。小規模のものでは、上野村がドイツ製の発電機を購入して、180キロワットをきのこセンターへ供給しています。すみません、ちょっと真庭市がどの程度のものか、私存じ上げないのですが、藤岡市ではどのような規模のものを想定して検討に入るのかお伺いします。 ○委員長(内田裕美子君) 企画課長。 ◎企画課長(塚本英夫君) お答えいたします。  バイオマス発電、藤岡市につきましては、市域の6割を山林が占めるということでございまして、その有効活用という面で、林業振興まちづくりということで、バイオマス発電を1つの施策として検討しております。当市におきましても、民間事業者からバイオマス発電の可能性についてということで、何社か問い合わせを受けるような状況でございまして、民間事業者からですと、各社ともに2万キロワットですね、そちらを想定しているというふうに伺っております。  以上でございます。 ○委員長(内田裕美子君) 窪田行隆君。 ◆委員(窪田行隆君) 2万キロワットという大きな規模のものの引き合いがあるということで、ちょっと可能性を感じる答弁でございました。ただ、市域の6割を山林が占めているといっても、そこにある資源を燃料に発電を行うのは簡単ではないということはご存知のことかと思います。吾妻バイオパワーも吾妻郡の山間地に発電所があるわけですが、その燃料のほとんどは建築廃材と剪定枝、産業廃棄物をチップにして燃やしているわけですね。上野村については、村内の製材所の端材を木質ペレット工場を村内に設けて、そこで作ったペレットを使っています。市内には、県産材センターもありますけども、C材、D材であっても発電に使うにはコストが高く、かといって、間伐材や林地残材を使うといっても、その搬出コストが非常に高く、現状では発電には使えないと言われているようであります。木質バイオマス発電、民間企業が絡んでくれるならばある程度安心かと思いますが、現状総合的にどのように可能性を考えているのか伺います。 ○委員長(内田裕美子君) 企画課長。 ◎企画課長(塚本英夫君) お答えいたします。  委員のおっしゃるとおり、木質バイオマスの発電につきましては、燃料の確保が一番の課題ということで、民間事業者のほうから、何社もそういった課題のお話を受けております。燃料の確保につきましては、それぞれの民間事業者、努力をされているようなんですけれども、希望する燃料というのは、まだまだ確保できないというような状況でございまして、本市といたしましても、市の森林を活用できるような施策で後押しができればと考えておりますが、まずは燃料の確保をしたいというふうに思います。  以上でございます。 ○委員長(内田裕美子君) 窪田行隆君。 ◆委員(窪田行隆君) 続きまして、76ページ国際都市交流実施委員会交付金400万円について伺います。予算事業シートでは、中国江陰市友好都市締結20周年記念事業として同額が上がっており、記念式典や文化団体交流等を行うとございます。事業概要では、市民、行政、訪問団等との記載もございますが、この事業について、その時期、会場、形式など、計画について現状決まっているところまでがあれば、ご説明お願いします。 ○委員長(内田裕美子君) 地域づくり課長。 ◎地域づくり課長(福井保次郎君) お答えいたします。  国際交流事業、国際都市交流実施委員会交付金400万円でございますが、今現在決まっているところで、中国江陰市とは友好都市を締結いたしまして、今年で20周年を迎えます。20周年を迎えるにあたって、記念式典への参加や文化団体の交流、記念フェスティバルの開催を行うための予算を計上させていただきました。内容につきましては、友好都市締結20周年記念式典、こちらが時期といたしまして、今年の10月下旬。場所といたしましては、中国江陰市です。内容につきましては、友好都市締結20周年記念式典への参加及び市内視察を考えております。こちらにつきましては、市長、議長のほうにも行っていただきたいと今のところは考えております。  続きまして、文化団体の派遣事業ということで、こちらにつきましては、実施が今年の11月中旬を考えております。こちらにつきましても、実施場所につきましは、中国江陰市。内容につきましては、藤岡市の書道協会が江陰市を訪問いたしまして、江陰市の書道団体と書を通じて交流を図り、相互理解、友好を深める、こういうものを考えております。  最後にもう一点、友好都市締結20周年記念フェスティバルといたしまして、こちら10周年のときもやりましたが、実施時期が令和2年12月中旬でございます。実施場所につきましては、ららん藤岡を予定しております。こちらの内容につきましては、20周年を記念いたしまして、両市の発展と相互理解、交流を深めることを目的に、江陰市を紹介するパネルや写真の展示、また、中国物産の展示即売、さらにはふれあい広場でのステージ発表などを考えております。  以上、答弁とさせていただきます。 ○委員長(内田裕美子君) 窪田行隆君。 ◆委員(窪田行隆君) 江陰市との友好が市民レベルで深まることを期待し、また、10月以降ということですので、新型コロナウイルス関連がそれまでに収まっていればと祈念するものでございます。  続きまして、78ページ公共交通調査委託料100万円、これについても予算事業シートにはですね、公共交通の活性化を図るため、公共交通活性化検討委員会で決定した方向性が地域の実態に合っているかを専門家等に検証を依頼するとございます。一般的には、現在検討委員会で検討を重ねているところかと思いますが、調査した結果を基に議論して方向性を検討するものかと個人的には思います。まず、公共交通活性化検討委員会、現在までにどのような検討を行ってきたのかをお伺いします。 ○委員長(内田裕美子君) 地域安全課長。 ◎地域安全課長(関沼日出男君) お答えいたします。  藤岡市公共交通活性化検討委員会でございますが、まず、この委員会につきましては、令和元年8月20日に設置いたしまして、委員長を総務部長として、関係各課長、13人で構成されております。まず第1回目の検討委員会といたしましては、10月7日に実施いたしまして、現在の藤岡市の課題や現状、また、他市の取組についてということで開催しております。2回目におきまして、12月25日、公共交通実態調査の結果についてということで、こちらにつきましては、公共交通の権威でございます、前橋工科大学の湯沢教授に藤岡市の状況について調査をしていただいたものを検討、また、生活支援体制整備事業、地域支え合い協議体の内容について、福祉課のほうから説明を受けました。またですね、ワーキンググループで、先進地視察をしましたので、その報告をさせていただいております。3回目でございますが、2月20日にワーキンググループ、また、違うグループの視察の報告を受けたり、あとは、新規路線の検討等を行っておるところでございます。  以上でございます。 ○委員長(内田裕美子君) 窪田行隆君。 ◆委員(窪田行隆君) この予算シートの文面では今までるる伺ってまいりましたが、既に方向性が決まっているかのような記述になっております。決定した方向性があればお知らせください。また、決定に至っていないとすれば、調査した現状が今まで検討してきたものと違うという結果が出る可能性もなきにしもあらずということだと思います。そういったところも含めて総合的に今後の方向性をお知らせください。 ○委員長(内田裕美子君) 地域安全課長。 ◎地域安全課長(関沼日出男君) お答えいたします。  方向性が出ているかというお話ですが、これにつきましては、今月末に第4回の検討委員会を行いまして、その中で方向性を出していきたいというふうな予定でございます。また、その後、委員会の結論が現状に合致していないというような結果が出た場合には、再度検討をして、地域の実情、地域にいいものとなるようにしていきたいと考えております。  以上でございます。 ○委員長(内田裕美子君) 窪田行隆君。 ◆委員(窪田行隆君) この公共交通の問題ですね、各議員さん、いろいろ一般質問等されて、皆さん市民にとっても非常に興味のある重要な問題だと思いますので、よろしくお願いいたします。  最後に、79ページ、地域振興事業について伺います。予算事業シートでは、全国ダムカード展事業ということで、この地域振興事業のうち消耗品費の一部、印刷製本費、映像機器借入料、照明器具借入料、合計135万8,000円で実施するということでございます。私も八ッ場ダムの中止の方向が前政権でた後に、推進の方に携わって、その過程でダムカードというものを知りました。ダムマニア、ダムカード収集マニアという人は、結構、全国に多数いらっしゃいまして、一定の人気があると伺っております。鬼石地区に誘客のできるよい事業だと思います。現状でも、放水イベントなどでは、それなりにお客様が来ていただいているということも聞いております。ただ、心配なのは鬼石地区の交通アクセスであります。桜山に来てくださる観光客とは少し違う層の方々のように思われます。車でなら問題ないのですが、公共交通は広域の運行をする代替バス利用となると思います。どの程度の来場者を見込み、来場者の交通アクセスなど、どのように考えているのか伺います。 ○委員長(内田裕美子君) 鬼石振興課長。 ◎鬼石振興課長(三井清光君) お答えいたします。  この全国ダムカード展でございますけれども、予定では本年の4月25日から6月28日まで「花と緑のぐんまづくり2020in藤岡」の期間と「群馬デスティネーションキャンペーン」の期間を含めまして実施しようという計画でございます。来場予定人数でございますけれども、今現在新型コロナウイルスの影響でイベント中止が相次いでおりますが、これがなかったという考えでおきますと約1万人程度見込んでおります。交通アクセスに関しましては、実際、ダムという部分に関して自動車が大分有利なわけではありますが、群馬藤岡駅等々からのバスのアクセス、また、新町駅等々のバスのアクセス、そういうのも含めまして、チラシやポスターに刷り込んでご案内をする予定でございます。  以上でございます。 ○委員長(内田裕美子君) 他にご質疑はありませんか。  松村晋之君。 ◆委員(松村晋之君) 総務費につきまして、質問をさせていただきます。77ページ、地域活性化推進事業の中の地域コミュニティ活性化補助金320万円。こちら市長の掲げる地域活性の重点施策のほうにもあげられております。事業シートにつきましても、地域コミュニティの活性化を図るための補助金ということでありますけれども、事業の具体的な詳細についてお伺いさせていただければと思います。 ○委員長(内田裕美子君) 地域づくり課長。 ◎地域づくり課長(福井保次郎君) お答えいたします。  地域コミュニティ活性化補助金320万円についてでございます。市長の市政運営の基本姿勢であります、地域コミュニティの推進、維持・強化を図るため、個性豊かで魅力ある地域コミュニティづくりや伝統文化を保存・継承する事業など、市民の積極的な活動を支援する補助金といたしまして、これまであった、伝統文化保存継承事業補助金と魅力ある地域づくり活動費補助金を見直しをいたしまして、補助率・補助額を充実させた新たな補助制度を創設いたします。これによりまして、今年度までありました、伝統文化保存継承事業補助金と魅力ある地域づくり活動費補助金につきましては、廃止をさせていただきます。補助金額320万円につきましては、上限額40万円の8件分というふうに考えております。詳しい内容につきましては、事業対象につきまして、地域コミュニティの活性化が見込まれる事業。それと、地域の貴重な郷土芸能等の保存、継承並びに後継者の育成活動でございます。補助対象経費につきましては、この補助対象事業に要する経費といたします。補助金の額でございますが、補助対象経費の2分の1、40万円を限度といたします。対象団体につきましては、自主的に組織された市内の市民団体で、対象期間につきましては、単年度というふうに考えております。  以上、答弁といたします。 ○委員長(内田裕美子君) 松村晋之君。 ◆委員(松村晋之君) 答弁の中で触れていただいたんですけれども、昨年までありました文化振興事業の中の伝統文化保存継承事業補助金、これを廃止し、新たに創設ということで説明をいただいております。その中で、これは市長の掲げる地域コミュニティの強化ということで新たな創設ということなんですけれども、補助対象事業であったりとか、補助対象項目は今まで対象外だったものが広がる。そういった考えがあるのか、まず1点そこを伺います。 ○委員長(内田裕美子君) 地域づくり課長。 ◎地域づくり課長(福井保次郎君) お答えいたします。  今までの伝統文化保存継承事業補助金、それから魅力ある地域づくり活動費補助金の対象事業をそのまま引き継いだ形になっています。そしてなおかつ、今まで一度きりしか使えなかったものが、何度でもといいますか、新たな工夫が加えられたりすればですね、またそれを認めるような形にしたいというふうに思っております。  以上、答弁といたします。 ○委員長(内田裕美子君) 松村晋之君。 ◆委員(松村晋之君) それでですね、昨年との違いということの中で、新たな創設ということで期待をさせていただいている中で、質疑をさせていただいているんですけれども、確か、昨年までが上限20万円の3分の1補助だったかなと思うんですけれども、80万円の事業まで認められるという形になるんでしょうかね。昨年まで200万の当初予算計上していた中で、10件を想定していたと思うんですけれども、今回こうした補助金額はアップしている中でも、8件とういうことで、件数が少し少ないのかなと。こうした事業を創設したんだということであれば、広く地域にアピールをした中で、もっと広く利用していただく。そういった考えの中で、事業実施をしていただきたいなと考えているんですけれども、その点について、またこの有無について、そういった観点から320万ということで当初とっておりますけれども、年間この金額が上回るような補助申請があった場合には、増額をされる考えがあるのか、その辺も含めて答弁をいただきたいと思います。 ○委員長(内田裕美子君) 地域づくり課長。 ◎地域づくり課長(福井保次郎君) お答えいたします。  松村委員がおっしゃるように、藤岡市伝統文化保存継承事業の補助金はこれまで3分の1、上限40万円です。魅力ある地域づくり活動費補助金の方は、2分の1、上限が20万円でした。この伝統文化保存継承の方はですね、山車が壊れたり、法被を新しく買うとか、そういうことに使われていたのですが、これにつきましては、年間5、6件の申請がありました。ただ、今言ったような3分の1、40万円ということで、できれば使っている団体から2分の1補助にならないかということもいただいておりました。この伝統文化保存継承の事業5、6件ですけれども、今のところ年間で50万円から80万円くらいの、年間でですね、3分の1の金額になっております。これが2分の1になっても120万円くらいまでしかいかないんですね。これが5年くらいの間ですけれども。この魅力ある地域づくり活動費補助金2分の1、20万円ですが、これは年間、今1件くらいですか。ですから、今回見込ませていただいた320万円8件につきましては、この範囲内でできるのかなと。更に、おっしゃってましたが、これを越えた場合にはどうするのかということでございますけれども、できれば、補正をさせていただいてでも、対応をさせていただきたいというふうには考えております。  以上、答弁といたします。
    ○委員長(内田裕美子君) 松村晋之君。 ◆委員(松村晋之君) 前向きなご答弁いただきまして、ありがとうございます。そういった現状がある中で、すみません、先ほどの質疑の訂正になりますけれども、上限40万円の中で、3分の1補助ということで、120万円の事業をする中、原資として80万円の自己資金を持たなければ、それだけできないということの中で、件数が少なかったのかなというところが、今まで各団体さんの事情だと私は伺っているところもあります。そうした中で、2分の1に上げていただいた中では、本当に利用価値が上がるのかなと思いますので、先ほど課長から答弁いただいたように、想定を超えるほどの申し込みがあることを期待しておりますので、是非、多くの有効利用をしていただくために、市内各団体にPR、アピールをしていただきたいと思います。  以上です。 ○委員長(内田裕美子君) 他にご質疑はありませんか。  冬木一俊君。 ◆委員(冬木一俊君) 新規事業について、お伺いをいたします。73ページ、第11目企画費、節の方にいくと、市政総合企画事業というもので、大きな金額がありますが、この中で絞って説明をお願いしたいんだけど、「2020群馬DC」その中でSL等の運行というところで、計画をされているというふうに思うのですが、この中身についてと、その中で、中身といっても215万5,000円ということで予算シートの方には計上されているんですけれども、中身とこの記念品等が9万9,000円、消耗品費については50万。まずこの3点についてお伺いをいたします。 ○委員長(内田裕美子君) 企画課長。 ◎企画課長(塚本英夫君) お答えいたします。  ご質疑の群馬DCに絡めたSLの運行でございますが、4月1日から6月30日に群馬デスティネーションキャンペーンが開催されます。それにあわせまして、群馬県とJR東日本で共同で実施をするわけなんですけれども、高崎─寄居駅間のSLの運行、それから、高崎─高麗川間のリゾート列車の運行の計画をされております。SLの運行につきましては、5月24日に運行を予定しておりまして、また、リゾート列車につきましては、4月11日の運行を行う予定となってございます。それにあわせまして、藤岡市、当然、群馬藤岡駅も通過をいたしまして、そこには停車をしていただけるという計画になっておりますので、そこでおもてなしのイベント等を実施したいと考えております。その中で、乗車記念品でございますが、こちらにつきましては、藤岡市の駅舎に到着、イベントのときに絡めまして、藤岡の記念となるようなものをご用意したいというふうに考えております。今ですと、コースターを作りたいなというふうには考えておるんですけれども、そちらを、鬼瓦で作ったコースターを考えてございます。それから、消耗品につきましては、そのイベントの際、また、運行の際に、路線で26年前にJRがSL運行した際にかなり列車マニアの方が線路内に入ってしまったということで、警備を予定しております。その際に使う雨合羽ですとか、ホイッスルですとか、それからイベントの際に使う駅内の装飾品等の予算で計上させていただきました。  以上でございます。 ○委員長(内田裕美子君) 冬木一俊君。 ◆委員(冬木一俊君) 群馬DCということで、藤岡市も210万を越えるような予算を計上して、これを盛り上げるということなんですけれども、今の説明を聞いていますと、4月11日にリゾート列車、5月24日にSL運行ということで、これは各1回ということでよろしいんですよね。そこについても、もう少し、次の答弁で説明をしてください。消耗品費については、線路内に立ち入る方がいるということで、よく乗り鉄だとか撮り鉄だとかという、そういう方が安全性を守るために、こういった消耗品費を購入するということなんでしょうね。それと、それに伴って、食糧品費が19万2,000円。先ほど答えかけたんだけれども、この警備委託料というところで136万4,000円というところが盛り込んであるというふうに思うんでけれども、これについてお伺いいたします。 ○委員長(内田裕美子君) 企画課長。 ◎企画課長(塚本英夫君) お答えいたします。  まず、SL運行でございますが、先ほど申し上げたとおり5月24日に本運転でございますが、その前に試運転を予定しております。3日間予定をされておりまして、4月14日、5月20日、5月21日という運転をいたします。その際に、合計で4回運行するわけなんですけれども、その際に、警備委託を考えております。また、あわせて職員も警備にあたるというふうな予定を考えておりまして、配置時間が概ね5時間程度予定をしております。その間がお昼をちょうど絡む時間になりますので、そこで拘束するということでございますので、その際の職員の食糧費ということで計上をしてございます。  以上でございます。 ○委員長(内田裕美子君) 冬木一俊君。 ◆委員(冬木一俊君) 今のについては、JR、また群馬DCでありますので、群馬県がこれを指導するということでありますので、時期も含めて大変微妙な時期にっていうことでありますので、よく相談をしていただいて、実施できるものは実施していただきたいし、自制するものは自制してもらいたいと。よく関係機関と協議してこの事業については、あたってもらいたいというふうに思います。  また、台風19号で神流川の特に根岸から神川のところの鉄橋がちょっと歪んだということで、JRさんが今工事中だというふうに思いますので、よく安全安心を確保した中で事業実施をしていただきたいというふうに思います。  以上です。 ○委員長(内田裕美子君) 他にご質疑はありませんか。  小西貴子君。 ◆委員(小西貴子君) 74ページ、第11目企画費、政策調整事業についてなんですけれども、先ほど窪田委員からも質疑があったのですが、木質バイオマスのことでございます。これらは、温暖化対策の新規事業として木質バイオマス発電の検討をされるのかなと思います。木質バイオマスはクリーンなエネルギーとうたわれて、新井市長、執行部の新しいことにチャレンジされる姿勢は評価すべきと認識はしております。しかし、この木質バイオマス発電検討事業については、ちょっと私は気になりました。先ほど、窪田委員から民間の業者からも申し出があったということで、2万キロワットという壮大な計画なんですけれども、こちらの燃料としては何を想定されているのか伺います。 ○委員長(内田裕美子君) 企画課長。 ◎企画課長(塚本英夫君) お答えいたします。  先ほど、民間事業者からの問い合わせが何件かあると、私のほうで答弁をさせていただきましたが、そちらの業者いずれにつきましても間伐材、林地の未利用材を使用しての事業化を考えているというふうに伺っております。  以上でございます。 ○委員長(内田裕美子君) 小西貴子君。 ◆委員(小西貴子君) それは本市のなんですかね。ご検討の段階なので、さらに動く前に私はご検討いただきたいと思って質疑させていただいておりますけれども、この木質バイオマスについては、再生可能でクリーンなエネルギー発電とうたわれたので、多くの大型発電所はもう既に稼動などしているところがあるようです。しかしながらやってみたとろ、想定外の方向に行き、かなり多方面で問題が生じているという。結局、何もクリーンなエネルギーになっておらず、本末転倒事業とも言われております。そちらについては、ここで問題点を掲げるのは遠慮させていただきますけれども、これらさまざまなデメリットを含めて、よくよくご検討のほどお願いしておきたいと思います。また、この事業の大本となっている地球温暖化対策、この一環として本市はゼロカーボンシティを表明されております。ゼロカーボンシティの意義、掲げられた経緯については既に資料いただいておりますが、やる気に満ちた姿勢は素晴らしいと思っております。そのような流れに決して、そこに水を差したくないのですが、今地球的に大変な事実が明らかになってきています。それは何かと申しますと、基となっているこの地球温暖化対策、これがある意味、根源的な理由で根本から大きく揺らいでいるということです。これについては、幸福実現党も若干危惧して地球温暖化対策の不都合な真実について、ユーチューブ等にアップをしておりますけれども、もし可能であればご覧いただけると幸いですが、世界の潮流は、温暖化というか、多分そのように変わってくるかと思われます。ですので、賢明な執行部の皆様におかれましては、その方向には進まないほうがよろしいのではないかというふうに私は思っております。調査研究をお願いいたします。 ○委員長(内田裕美子君) 質問者に申し上げます。質疑は簡潔にお願いいたします。 ◆委員(小西貴子君) はい、わかりました。  以上でございます。 ○委員長(内田裕美子君) 小西貴子君。 ◆委員(小西貴子君) 市内の間伐材を使うということでしょうか。 ○委員長(内田裕美子君) 企画課長。 ◎企画課長(塚本英夫君) お答えいたします。  民間事業者のお話ですと、燃料確保につきましては、その規模の発電と考えますと市内だけでは到底間に合わないということで、近隣のところから確保できるものは確保したいというふうに伺っております。  以上でございます。 ○委員長(内田裕美子君) 他にご質疑はありませんか。  大久保協城君。 ◆委員(大久保協城君) 予算事業シートでは10ページなんですけれども、すみません、79ページです。地域振興事業についてですけれども、先ほども質疑がありました、「群馬DC」それと「花と緑のぐんまづくりin藤岡」に絡めて全国ダムカード展事業についてお伺いいたします。この事業に付随して、下久保ダムの試験放流の見学は行いますか。 ○委員長(内田裕美子君) 鬼石振興課長。 ◎鬼石振興課長(三井清光君) お答えいたします。  今回、下久保ダム等もいろいろ調整をしておりまして、毎年6月の最終日曜日、試験放流を行っております。ただ、台風19号による三波石狭へのアクセス道が崩壊してしまっており、災害で復旧という形をみるようなんですけれども、今年のですね、6月末までに完成の目処が立っていないという状況であって、今年の試験放流に関しては、中止という形はお聞きしております。  以上です。 ○委員長(内田裕美子君) 大久保協城君。 ◆委員(大久保協城君) 了解いたしました。この「群馬DC」と「花と緑のぐんまづくりin藤岡」についてではなくて、試験放流の見学は見学で別にと計画していたんだけれども、今回の災害に伴ってそれも中止ということですね。了解いたしました。  続いてなんですけれども、ページを示せということなので、56ページ。一般管理費の中で、印刷製本費10万3,000円。ページを示せということなので、今ページを言いましたけれども、この印刷製本費ですが、総務費のところで伺うのが一番適当かなと思って質疑させていただきます。それぞれの款・項にあって、この印刷製本費というのがそれぞれに出てきます。過日行われました議員説明会の中で、行政改革への取組強化の中間報告についてなんですけれども、計画書等のペーパーレス化というふうなことで報告がありました。その中で、データ管理によるペーパーレス化を推進し、印刷コスト・保管場所の削減というふうなことで42万円というふうな説明だった。そのときにも、質疑がありまして、職員の労務費等々考えればこの数字ではないだろうというふうな質疑もありました。そこでなんですけれども、今回この全体、各款においてですね、このペーパーレス化というのが予算の中にどんな形で反映されているのか、それは、どんな指示でもって、その行政改革が進められているのか、お答えいただきたいと思います。 ○委員長(内田裕美子君) 企画課長。 ◎企画課長(塚本英夫君) お答えいたします。  今年度予算につきまして、ペーパーレス化の反映ということでご質疑いただきました。今年度につきましては、行政改革を進める中で、当初予算の編成時期的なところがございまして、今年度につきましては、2件印刷製本費の削減ということでなってございます。藤岡景観計画印刷製本費で30万1,950円。文化財保護課の年報で12万4,850円ということで、担当課より予算計上の申請がございましたが、そちらについて、削減をさせていただいたという状況でございます。  以上でございます。 ○委員長(内田裕美子君) 大久保協城君。 ◆委員(大久保協城君) 細かい数字で、その数字を求める質疑ではありません。全体でどんな指示が行われていて、これからどんなふうな取組をされていくのかというふうなところで質疑をしていますので、そのような内容で答弁いただければと思うんですけれども。  例えば、この総務費の中で広報費にあっては、広報ふじおか等にかかわる経費なのであろうと思います。こういうものを削減していくと、かえってその住民サービスについては低下を招くのかなと思いますので、ここらへんについて、何々を削減するから、何々についてはもうちょっと充実させたほうがいいんじゃないのか、というふうなところも必要なんだろうと思います。  議会側もですね、議会基本条例推進委員会でタブレット端末等の活用はできないかというふうなことで研究も進めて、視察も行っております。群馬県では、プレス発表がありましたけれども、パソコンをノート型に順次変えていくんだというふうなところもありました。  藤岡市にあっては、こういった行革を進めていく中で、ペーパーレス化にあって、どんな形でこの事業を進めていくのか、お伺いをいたします。 ○委員長(内田裕美子君) 企画課長。 ◎企画課長(塚本英夫君) お答えいたします。  今後の取組ということでございますが、各課において作成する計画書、事業概要、また年報等につきまして、こちらにつきましては、印刷製本費の見直しを図り、先ほど委員おっしゃられましたが、コスト削減と保管スペースということでございますが、その冊子の内容、また使用頻度等を考慮いたしまして、その印刷製本の必要が低いものについては、庁内イントラネットでデータ管理といたしまして、閲覧やプリントアウトはその際にですね、職員でしていくという形をとっていきたいと考えてございます。  以上、答弁といたします。 ○委員長(内田裕美子君) 大久保協城君。 ◆委員(大久保協城君) もう既に取り組んでいることは承知をしております。そこら辺のところを充実される、また合理化を図っていくのだろうということで、その推進をされるんだろうと思います。  既にデータ化されているものもあるんだろうと思います。議会側にも、こういった形で予算事業シートですとか、市長が示しますこういった藤岡市まちづくりビジョンの冊子でありますとか、セキュリティ上の問題もあるでしょうけれども、こういったものをデジタルで議会側に提供できる、示せるものはあるのか、そういう準備があるのか、伺います。 ○委員長(内田裕美子君) 総務課長。 ◎総務課長(岡本通弘君) タブレットを使いました会議とか、そういうのは非常に重要と考えております。  実際、群馬県で実施しているということなので、昨年10月に群馬県のほうに視察に行きました。群馬県では、40台のタブレットを使いまして、庁議で使っているということでしたが、資料が多くなりますと、タブレットに入力する作業が非常に複雑になるということで、なかなか使い勝手が今のところはちょっと研究中だということでして、週1回程度の使用頻度だということでした。  しかし、資料等いろいろ削減していくにはタブレットは有効だと思いますので、今後もまたどういう使い方がいいか、藤岡市でどういう使い方ができるかということは研究していきたいと考えております。  以上です。 ○委員長(内田裕美子君) 他にご質疑はありませんか。  茂木光雄君。 ◆委員(茂木光雄君) 60ページになるんですね、事務管理費の中の個人番号カード事業で、先ほど中澤委員さんのほうでいろいろな質問されて、今年、令和2年度は今までの予算の3倍くらい大きく金額3,894万5,000円。それで、これだけのものを計上して前年度の繰り越し、いわゆる含めてやっていくということですけれども、これだけの事業を達成するために先ほど課長からの説明ありましたけれども、このマイナンバーカードを取得することのメリット、いわゆる5,000円のポイントカードですか、その関係ですよね。登録してマイナンバーカードを取得しなければそのキャッシュバックが受けられない制度だということですけれども。それに伴って、来年の末には健康保険証のカードとしても使えると。こういった利便性のメリットを図っていくための施策というものをどのような形で考えていくのか。そうしないとですね、これだけの交付を目指していても市民に対する周知が図られないと思いますけれども、その件について、伺います。  それとですね、一遍に3つすみません。63ページの、行政管理費の中の防犯関係事業で、今度、会計年度任用職員の報酬という形の中で、352万9,000円というのが計上されておりますけれども、今までこういった防犯関係の事業については、臨時職員の方がやっていたと思いますけれども、まず、防犯関係に携わる会計年度任用職員というこの報酬、臨時職員の方よりもむしろちょっと下がってこのような形で計上されていますけれども、本来ならば、会計年度任用職員ということになれば、いろいろな形の中のボーナスなり有給休暇なり、いろいろな形の中で賃金がアップすると思われるんですけれども、まずこれの仕事の内容と報酬の内訳ですかね、それと休暇とかそういうときにどういうふうな形のものをとっていいくのかですね。  それとですね、3点目なんですけれども、64ページ、オウム真理教対策関係市区町連絡会負担金ということで、毎年5,000円というふうな形に計上されておりますけれども、本市においては、平成11年ですかね、オウム真理教の進出に対していろいろな形の中で、きちっとした対応をして平成12年には、みんな撤去していただいたというふうな非常に実績があります。  先日、ちょっと新聞を見ていましたらば、オウム真理教の遺族会の方が公安委員会のほうに、オウム真理教に対する関係3団体、引き継いでいるアレフを中心とした、引き継いでいる団体の活動についてもう少し厳重な対応、管理、監視並びにそういった中での情報収集をしっかりやってくれというふうな要望書を出しているということですけれも、本市の場合については、この市区町連絡会に関して、なんらかのそういった中で、市に対するいろいろな関係情報のそういった整理なり、実際にどんな形のものが行われたのか、伺います。 ○委員長(内田裕美子君) 総務課長。 ◎総務課長(岡本通弘君) マイナンバーカードの普及に関する施策ということですが、マイナンバーカードいろいろなところでメリットがあります。e-Taxで使えたりとか、マイナポータルということで自分の情報を引き出せるとか、いろいろあります。その機会とともに、市民の方にこういう使い方がありますといったPRができると思います。  また、パンフレット等を市民課に置いたりとかしております。  また、新年度につきましては、マイキーIDの設定がお年寄りの方はできないとか、難しいという方がいらっしゃいましたら、それが対応できるように1名専属で対応できるような職員を配置したいと考えております。  以上であります。 ○委員長(内田裕美子君) 地域安全課長。 ◎地域安全課長(関沼日出男君) 防犯パトロールの臨時職員の賃金ということでございますが、まず、内容でございます。防犯パトロール隊につきましては、子供たちが学校から帰る時間、14時から18時の時間に青パトで見回りをしていただいております。  また、防犯ステーションということで、1名藤岡公民館のほうで勤務を14時から17時までしております。これに対する報酬ということでございますけれども、これにつきましては、事務系の1級1号の14万6,100円という号給のほうがございまして、そこから勤務時間で算出したものでございまして、特に昨年の予算から若干ですが減額にはなっておりますが、それほど変わりはないというふうに考えております。  また、休暇については有給休暇が取れるような仕組みになっているということでございます。  それとですね、続きましてオウムの関係でございますが、このオウム真理教対策関係市区町連絡会負担金ということで、毎年5,000円を負担いたしまして、毎年総会がございます。現在、25自治体が加盟しておりまして、この中で毎年公安の方が来て、現在のオウムの引き継いだアレフやひかりの輪の現状等お話をいただきまして、情報収集ということでこれに加盟しておるところでございます。  以上でございます。 ○委員長(内田裕美子君) 茂木光雄君。 ◆委員(茂木光雄君) まず、このマイナンバーカードの特典とか利便性のメリットについては、多分広報とかを使ってやるんだろうな、それと市のホームページに載せるんだろうなと思うんですけれども、これ各方面に回付するとかですね、いわゆる回覧、各区長さんのところにお願いしたりして、班長を通じてやりますけれども、その展開を図らないと、いわゆる本当の意味でこのマイナンバーカードの重要性というもの理解していただけないんですけれども、その辺について何か市として、そんなに費用かからないと思いますけれども、何か施策というものを考えていないかどうか、伺います。  それとですね、今のその防犯関係のことなんですけれども、会計年度任用職員ということになると、定年を迎えた方が新たに、そういう形の中で来年度するというふうな形になると思うんですけれども、今まで臨時職員の中の対応をされていたんですけれども、会計年度任用職員について、人選とかそういった形のものが見込まれているのかどうかですね、その辺をお尋ねいたします。 ○委員長(内田裕美子君) 総務課長。 ◎総務課長(岡本通弘君) マイナンバーカードの普及に関しましては、広報だとかホームページ等でいろいろやっております。  議員さんおっしゃるとおりに、回覧等で回すのがかなり広角的と考えられますので、そのようないい資料があったら探したり、あとは国からいただける資料で使えるものがあれば、有効的に使っていきたいと考えております。  以上であります。 ○委員長(内田裕美子君) 地域安全課長。 ◎地域安全課長(関沼日出男君) 会計年度任用職員の件ですが、特に藤岡市役所を退職した方が再任用というわけではございませんで、市のほうに登録した方の中から人選をして、お願いするものでございます。  以上でございます。 ○委員長(内田裕美子君) 茂木光雄君。 ◆委員(茂木光雄君) この再任用の関係については、相当この防犯関係ということだから、いろいろな意味でかなり専門性を持って対応しないとですね、本当に大事なことだと思いますので、是非、そんな形の中で、市に登録してある方というふうなことですけれども、その辺の任用については、非常にその関係をしっかりとしないと、せっかくのこういったいい制度が有効にいかないのではないのかなと思います。  それと、オウム真理教の関係については、連絡会というのがですね・・・。 ○委員長(内田裕美子君) 暫時休憩いたします。
                                      午前11時41分休憩 ────────────────────────────────────────────  午前11時45分再開 ○委員長(内田裕美子君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ──────────────────────────────────────────── ○委員長(内田裕美子君) 総務部長。 ◎総務部長(中島俊寛君) 茂木委員さんの質疑にお答えさせていただいます。  先ほど、地域安全課長や職員課長のほうからもちょっと説明をさせていただきましたが、まず今年度の予算に載っている会計年度任用職員は、今まで防犯パトロール隊の臨時職員として雇用していた職員と同じような形態のものを会計年度任用職員として雇用をいたします。  この会計年度任用職員なんですが、もともとは自衛隊を退役なさった隊友会を中心にお願いをしていたんですが、隊友会のほうでもなかなか人が集まらない中、若干2名、3名が違うところの登録をしていただいて、雇用する形になっております。  会計年度任用職員は、先ほど賞与等が出るという話だったんですが、今回のこの防犯パトロールをやっていただく方々は、8名で基本的に4名ないし5名を1日出ていただきますので、時間的に短いものですから、賞与等は発生しないので、今までと同じような賃金ですが、今回は報酬で支払いをするということでご理解をいただきたいと思います。  以上です。 ○委員長(内田裕美子君) 茂木光雄君。 ◆委員(茂木光雄君) 丁寧な答弁ありがとうございました。  オウム真理教対策の関係なんですけれども、これ市としてですね、こういった形の中で、ほとんど今の話ですと、実績もなく、また藤岡市はもう20年経過する中で、これについてどうなんですか。ずっと必要性っていうものはまだまだ継続するんですかね。 ○委員長(内田裕美子君) 地域安全課長。 ◎地域安全課長(関沼日出男君) こちらの必要性でございますが、実は今年大分その辺も議論は庁内でさせていただいたわけなんですが、オウム真理教・アレフ・ひかりの輪等まだ活動している中で、またいつ藤岡市で活動が始まるかもわからない中で、こういった連絡会を継続して入って、こういう団体については一切、ノーだと言う、そういう意思表示にもなると。  また、非常に藤岡市を大きく揺るがした事件でございますので、そういった意味でも、もうしばらく継続をしていこうという結論になっております。  以上でございます。 ○委員長(内田裕美子君) 他にご質疑はありませんか。  湯井廣志君。 ◆委員(湯井廣志君) 77ページ、先ほど、松村委員のほうで質疑がありました、地域コミュニティ活性化補助金についてお伺いいたしますけれども、各地域の伝統文化に対して補助をしてくれる、税金を投入してくれるということですが、この伝統文化というのはほとんど宗教的な行事ですよね。そういう中で、始まる前にお坊さんなり、神主を呼んでお祓いをしてから、大体伝統文化が始まる。その中で、宗教活動と伝統文化どこで切り分けているのか、その点をお伺いいたします。 ○委員長(内田裕美子君) 地域づくり課長。 ◎地域づくり課長(福井保次郎君) お答えいたします。  宗教分離の関係で、そういうものには出しませんが、私たちが考えているのは、地域の伝統文化を考えております。ですから、地域で持ってる御神輿ですとか、あとは山車ですとか、そういうものに対して、壊れましたとか。そして、祭りなんかもそうですけど、地域の祭りで着る法被ですとか、提灯を用意しますとか、そういうものに対して補助をするということでございます。  以上、答弁といたします。 ○委員長(内田裕美子君) 湯井廣志君。 ◆委員(湯井廣志君) 地域の伝統文化行事というのは、ほとんど宗教から始まったんですよ。そういう中で私は聞いているんで、どこでこれを分けるのか。ですから、地域はこういうお金をもらえれば非常に嬉しいんですよ。その中で、宗教行事にお金が投入されるというのは、税金が投入されると非常にまずいことです。ですから、どこでそれを振り分けているのかという中で、宗教行事は出しませんと地域づくり課長言いますけれども、そこのところをどこで分けるのかと私のほうは聞いているんで、明確な答弁をお願いします。 ○委員長(内田裕美子君) 地域づくり課長。 ◎地域づくり課長(福井保次郎君) お答えいたします。  どこでかと言いますと、宗教色が強いというふうに思われるものに対しては、補助はいたしません。ですから、神社が壊れてそれを修繕したいとか、そういう申し出があったものに対しては、お断りはしております。  以上、答弁といたします。 ○委員長(内田裕美子君) 湯井廣志君。 ◆委員(湯井廣志君) 見方によって、恐らく変わってくるんじゃないかなと思うんです。この人が見たら宗教行事じゃない、この人が見たら完全な宗教行事だというのは、非常にこのあいまいな中で、この支出がされるというのは非常に困るので、その点をしっかりとはっきりさせていただければと。  それともう1点、バス路線の窪田委員のほうで質疑されて、検討委員会で検討をして、その件が始まったということですけれども、私が見ているこの駅の八高線の時間帯、それとこのバスが回るのが、大体めぐるんが回っているんですが、そのバスの時間帯というのは非常に電車の時間と合ってない。ですから、これは検討委員会で検討する以前の問題なんですよね。ですから、そういう中で北藤岡駅だけで見ても、9時頃バスが来て、もう16時頃にはバスが終わっちゃうんですよ。ですから、通勤通学にはほとんど利用できない。そういう中で、バス路線の検討委員会での見直し、また、神流地区がめぐるんが回っていない。そいう中で、どのように考えているのお伺いいたします。 ○委員長(内田裕美子君) 地域安全課長。 ◎地域安全課長(関沼日出男君) お答えいたします。  まず、市内循環線が駅の、群馬藤岡駅だと思いますが、その時間となかなかリンクしてないということでございます。これにつきましては、市内循環線につきましては、1時間に1本あるというところで、そのバス停ごとに、このバス停であれば毎時間10分とか、そういうふうな回り方をしております。そういった中で、そういったことが便利だという考えの中で、なかなか八高線と全て上手くつなげるというようなことは、今のところできていないということでございます。  また、北藤岡駅の話がございました。北藤岡駅につきましては、三ツ木高山線ということで今、走らせているわけですけれども、距離が非常に長い路線でございまして、1日3往復が今、運行するのにいっぱいだという状況の中で、なかなか通勤通学また、そういった電車の時間に合わせての運行というのが今、なかなか上手くできていないというところでございます。  以上でございます。 ○委員長(内田裕美子君) 湯井廣志君。 ◆委員(湯井廣志君) めぐるんの北藤岡駅に来ているのは、三ツ木高山線ですか、その路線ですよね。そういう中で、距離が長いという問題ではなく、通学通勤に利用できないようなバス路線なんていうのは、よその地域はないんですよ。だからそういう中で、高崎行くなら大体、車で行ける距離ですよね。通勤通学で高崎に行って、新幹線で東京に通っている人もいる。その中で、この通勤通学にしっかりと合わせた路線を新たに作らないと、この利用客がいないんですよ。ですから、そういうしっかりとした検討をして、今度新たに検討委員会でしっかり議論をしていただければと思います。その点、答弁しても同じようですから、それをお願いをして終わります。 ○委員長(内田裕美子君) 暫時休憩いたします。                                   午前11時56分休憩 ────────────────────────────────────────────  午後1時00分再開 ○委員長(内田裕美子君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ──────────────────────────────────────────── ○委員長(内田裕美子君) 企画課長。 ◎企画課長(塚本英夫君) 企画課長の塚本でございます。  私の午前中の答弁の中で誤りがございました。訂正をさせていただければと思います。木質バイオマス発電検討事業の中で窪田委員、小西委員からご質疑をいただいた中でございますが、民間事業者の発電量の想定はというご質疑の中で私の方が2万キロワットというふうに答弁をしてしまいましたが、正しくは2,000キロワットでございます。お詫び申し上げまして訂正をさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○委員長(内田裕美子君) 他にご質疑はありませんか。  中澤秀平君。 ◆委員(中澤秀平君) 60ページの広報公聴事業の印刷製本費についてお伺いいたします。この印刷製本費は広報ふじおかの印刷製本費だと思いますが、入札によってこの製本する業者が落札して作られていると思いますが、直近の10年間の落札者の推移をお伺いいたします。 ○委員長(内田裕美子君) 秘書課長。 ◎秘書課長(井埜好也君) 直近10年間の落札業者の推移ということでございますが、上期と下期という形で落札業者が分かれておりますが、平成22年から令和元年、今年まで上期については朝日印刷工業が落としております。それと下期につきましては平成22年から24年までは、朝日印刷工業でありましたが、平成25年から今年度まで若草印刷という形になっております。  以上です。 ○委員長(内田裕美子君) 中澤秀平君。 ◆委員(中澤秀平君) 平成22年から24年までは上期・下期とも朝日印刷ということで、平成25年から上期が朝日印刷、下期が若草印刷ということでしたが、この若草印刷というのが平成25年に落札業者となったわけなのですが、平成24年以前も若草印刷というのは入札に参加をしていたのか伺います。 ○委員長(内田裕美子君) 秘書課長。 ◎秘書課長(井埜好也君) 若草印刷の指名につきましては、平成25年からでございます。 ○委員長(内田裕美子君) 中澤秀平君。 ◆委員(中澤秀平君) 入札参加の年から定期的に落札ということになっていますが、若草印刷とはどんな会社なのかご説明をお願いします。 ○委員長(内田裕美子君) 秘書課長。 ◎秘書課長(井埜好也君) 若草印刷につきましては、印刷業務を行っている会社ということで、その辺につきまして、指名のほうにつきましては、実際秘書課のほうでは、契約検査課のほうに入札の依頼をしております。その辺の指名等につきましては、そういうことになりますが、印刷業務を行っている会社だというふうに認識しております。  以上でございます。 ○委員長(内田裕美子君) 中澤秀平君。 ◆委員(中澤秀平君) そうしましたら、契約検査課のほうで詳細が分かりましたらご説明をお願いいたします。 ○委員長(内田裕美子君) 契約検査課長。 ◎契約検査課長(横田道明君) 契約検査課長の横田と申します。よろしくお願いをいたします。  先ほど秘書課長から答えがあったとおり、入札参加資格において、印刷業務に登録なさっている業者様ですので、業務については印刷をメインになされている会社と認識しております。  以上でございます。 ○委員長(内田裕美子君) 中澤秀平君。 ◆委員(中澤秀平君) 入札の状況を見ますと何社かが、5、6社ほどが競争、入札に参加をしているようなのですが、すべて印刷会社ということで藤岡市の業者であったり、また他市の業者も藤岡市に営業所を持っているということで参加をされているようなのですが、若草印刷はどちらの会社となっているかお伺いいたします。 ○委員長(内田裕美子君) 契約検査課長。 ◎契約検査課長(横田道明君) 直接詳しくは調べておりませんけれども、本社は富岡市にあるのではないかと認識しております。入札参加資格申請上では、藤岡市に営業所を設けて営業・運営をしている会社と認識してございます。よろしくお願いをいたします。 ○委員長(内田裕美子君) 中澤秀平君。 ◆委員(中澤秀平君) この若草印刷、ホームページを見ますと本社がおっしゃったとおり、富岡市にあるようです。そして、営業所として東京都と沖縄県に営業所があるようなのですが、藤岡市の営業所というのがホームページ上では見あたらなかったのですが、藤岡市のどちらにあるかお伺いいたします。 ○委員長(内田裕美子君) 契約検査課長。 ◎契約検査課長(横田道明君) まず、入札参加資格申請の概要から申し上げさせていただきますが、入札参加資格申請をする場合に登録先として会社等の代表者、いわゆる本社登録ではなくて、会社の組織の中で、営業所等に代表者委任する申請ができることにルール上なってございます。その中で、入札参加資格申請上ではこのような行為は特に藤岡市で特化したことではなくて、ルール的にはどこの市町村でも行っている登録の内容になってございます。例えば、東京に本社を構える会社が群馬県内に設けている営業所へ委任するような、例えば建設工事なんかもそういう形で登録をしていただける業者がございます。営業所の場所等でございますけれども、入札参加資格申請上では事細かく、入札参加というのは建設工事と測量コンサル、物品役務で4,000社登録があるのですね。その中で、一つ一つの業者がどこに営業所を構えているだとか、そういうことについて詳しくは調べてはございません。  以上でございます。 ○委員長(内田裕美子君) 中澤秀平君。 ◆委員(中澤秀平君) 契約検査課のホームページだと思うのですが、競争入札参加資格者情報一覧というのがありまして、その中で物品役務ということで登録されている業者があります。その中にこの若草印刷も登録がされていまして、藤岡営業所として中大塚の242-5ということで住所が載っているのですが、こちらに藤岡市の営業所があるということでよろしいでしょうか。 ○委員長(内田裕美子君) 契約検査課長。 ◎契約検査課長(横田道明君) 先ほどの繰り返しになりますが、入札参加資格申請というのは登録で、しつこいようですが、4,000社ほどございまして、一つ一つの登録業者の住所とかそういうことについて、一つ一つ、一社一社どこに存在しているかだとか、ということは調査はしてございません。ただし、私個人としては市内業者でございますので、住宅地図等がございますから、そういうことを過去に見させていただいて、所在を確認したことはございます。  以上でございます。 ○委員長(内田裕美子君) 中澤秀平君。 ◆委員(中澤秀平君) ──────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────── ○委員長(内田裕美子君) 契約検査課長。 ◎契約検査課長(横田道明君) ──────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────  ───────────── ○委員長(内田裕美子君) 中澤秀平君。 ◆委員(中澤秀平君) ───────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────── ○委員長(内田裕美子君) 契約検査課長。 ◎契約検査課長(横田道明君) ────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────  ───────────── ○委員長(内田裕美子君) 中澤秀平君。 ◆委員(中澤秀平君) ────────────────────────────────────────────────────────────────────────────── ○委員長(内田裕美子君) 契約検査課長。 ◎契約検査課長(横田道明君) ───────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────  ─────────
    ○委員長(内田裕美子君) 中澤秀平君。 ◆委員(中澤秀平君) ─────────────────────────────────────────────────────────────────────────  ────── ○委員長(内田裕美子君) 他にご質疑はありませんか。  吉田達哉君。 ◆委員(吉田達哉君) 72ページ総合支所管理事業の委託料なんですけれども、平成30年度の決算では弁護士委託料として3万3,912円が執行されました。平成31年、令和元年ここでこの弁護士委託料は発生をしたのか。今回ここに弁護士委託料が載っていないので、もう弁護士委託料は発生しないのか。このへんについてお伺いしたい。 ○委員長(内田裕美子君) 鬼石振興課長。 ◎鬼石振興課長(三井清光君) お答えいたします。  昨年、平成30年度の決算では弁護士委託料という形で3万何がしのお金を報告させていただいたわけでございますけれども、今年の令和元年度と言いますか、この予算に関しては委託料というのは計上しておりません。ただ、今現状、昨年の決算特別委員会でもご回答させていただいたとおり、寒山拾得像及びその他美術品等の関係の管理を今市がしているような状況になってます。これは前回もお話しましたが、時効と言いますか、平成10年からの自主占有を介したことによって20年間の時効が成立をして、民法上の取得ができたということでの援用通知を行って、藤岡市に所有権が発生しましたよということでの主張を行ったということまでしか行っていません。ただ、そこから物を処分するにあたって、または物を動かそうとする行為にあたって現状相手方が、当時、郵送物を送ったときに、時効の援用通知を送ったときに了承、了解はしていなかったという事実はございまして、その法律上の訴訟等のことも起こる可能性があるという部分もあって今回、予算には計上しておりませんが、市長、副市長また財政課等々相談してこれの処分、または藤岡市が取得するにあたっての弁護士委託料として予備費を使わせていただいて早急に対応しなければならないことがありましたら、予備費を使わせていただいて対応させていただいています。ですので決算のときには、こちらの方は出てきます。  以上となります。 ○委員長(内田裕美子君) 吉田達哉君。 ◆委員(吉田達哉君) 民法上所有権が藤岡市に移ったとういうことなんですけれども、前回、私がお伺いしたときに、合併のときの委員会で私ちょっと副委員長をしたりしてた時期があったものですから記憶をたどって、これ鬼石町の財産でないのだから藤岡市に引き継ぐ必要はないんじゃないかというような観点から、この弁護士委託料というのは藤岡市が払うべきでないじゃないかというふうな、うろ覚えの中で質疑をさせていただきました。その後自分の持っている資料を全部ひっくり返してみたんですけれども、やっぱり合併のときには、鬼石町の財産ではなかった。その記載が1つもなかったわけです。そうするとそこで発生してくる弁護士費用等々は、藤岡市が払うものではないというふうな認識をしておりますので、違法な支出であったのではないかというふうに私は考えますが、この辺についていかがなものでしょう。 ○委員長(内田裕美子君) 鬼石振興課長。 ◎鬼石振興課長(三井清光君) お答えいたします。  吉田委員がおっしゃるとおり、時効の成立までは旧鬼石町また藤岡市の所有権は無かったわけですから第三者、別件の所有者の物であったという認識ではあります。始めこの木像や美術品を誘致するにあたって昭和63年の話になりますけれども、町の物として誘致をするというわけではなく、あくまでもその所有者が県立桜山公園に建物を建ててそこに飾ると、それでそれを町の活性化につながるための1つの観光PR等にしようということで始まったもでありまして、当初から町の物にしようとしてこちらの物を扱ってたわけではないということであります。ただ、県立桜山公園は平成3年4月に開園することとなっておりまして、その開園にあわせて建物等にあわせてその仏像等も飾るという話になっていたものですから、その話がなかなか進まず、町と所有者といろいろ協議をしながら、いろいろ開園までには間に合わせるようにという話はしていたのですけれども、それがなかなか所有者との意見とかみ合わないというところがあって、結局開園には間に合わず、その後も片付けてほしいというような要請を町はしておりましたけれどもなかなかその進展がないものですから、結局平成10年から自主占有を開始をして20年間たった時点で時効の援用通知を送って所有権を発生させたというようなことを考えて取ったというか、方針を決めて町が進めていったという形になります。ですのでお金に関しては、自主占有をすると決めた時点から保管は町として市としてやっていかなければならないという部分がありますので、弁護士に対しての委託料というのは発生しない、何か事件が起きない限りはしないとは思うんですけれども実際、物が壊れてしまっては相手方の、まだ所有権が町や市に発生していないものですから所有権が発生していないものを壊してしまうと大変なことになるという部分もありますので、管理をずっとしているという部分の中で、今回その所有権が発生したということでの弁護士委託料に関しては、藤岡市の物にするという意味を含めてのお金だったという形で認識はしております。  以上です。 ○委員長(内田裕美子君) 吉田達哉君。 ◆委員(吉田達哉君) 藤岡市の物として取得を目指すというようなことなんですけれども、合併のときもそういった説明もなく、もう物が大きいので動かせないから仕方なく置いているんだというような認識でいたんですね。そのことを藤岡市で時効取得を目指すというような説明会もなければ何もなかったんですよ。いきなりその弁護士費用が出てきて所有権がどうだと言われても藤岡市のもともと財産でない物なので、そこに費用を投下するということはこれはちょっと腑に落ちない納得できない部分であります。ですから、それはきちんと鬼石町とその所有者で進めていたんであって、合併時にそれが間に合わなかったのであれば、それはそれで鬼石町の代表していた者がきちんと責任を持って片付ける、これが筋なんじゃないかな。その後にどうしても計画がまた進んで寄付をしたい寄付を受けたい、物を建ててそこに収蔵したいということになって初めて藤岡市の財産っていう手続きが本来であれば正しいやり方だと思うんですね。動かせないから仕方なく時効取得を目指したとしか我々は説明を聞いてなかったんですが、その辺の真意はいかがなものでしょう。 ○委員長(内田裕美子君) 鬼石振興課長。 ◎鬼石振興課長(三井清光君) お答えいたします。  合併協議のときにはやはり旧鬼石町役場の庁舎に大きな7メートル、8メートル近い木像ですか、仏像が2体置いてありますのでこれをどうするんだというような協議は当時の担当部署同士であったと思います。ただ、その内容に関して細かい具体的な資料が私の手元には今ありませんので、どういうふうなやり取りをしたかという話はちょっと今現在できない状況でありますが、いろいろ調べていけばそういう協議の中も見えてくるのではないかなと思っております。ただ当時は鬼石の町会議員、あと藤岡市議会議員双方が合併の特例によって大きな市議会となって運営していたと思います。その中でやはり市のやっていること、また、町がやってきたこと、こういうことに関してはしっかり議員に分かっていただくための説明は必要だと思っております。先ほど私のほうで予算に関しましても、当初予算では計上しておりませんが、いろいろな部局と相談して大変失礼でありますけれども予備費で、緊急事態がありましたので、予備費を対応させていただいて令和2年度の決算で数字は出てきますけれども、使わせていただいているという状況があります。やはり、この問題に関しては既にもうあるものですから、それを市としてどうしていこうかという方向性をやはり見出さないとなかなか前に進まない状況でありまして、ましてや今、旧鬼石総合支所にあります2体に関しましては、もう腐食が大分進んでおりまして、このまま放置しておくと建物自体を壊してしまう可能性もあるということも考えられますので、できましたらできるだけ早くその辺の移設なり、処分なり、いろいろ方法はあるかとは思うんですけれども、その辺の対応を考えて、また議員さん方には適切な時期にしっかり、もうすでに30年経過しておりますからその当時の経緯を知っている方は、大分少なくなっていると思います。ですので、しっかり始めの経緯から含めて皆さんに説明をした上で、また、その辺を理解していただいた上で、うちの方でしっかり対応させていただけたらありがたいなと思っておりますので、そのときはしっかり説明させていただきたいと思います。  以上です。 ○委員長(内田裕美子君) 吉田達哉君。 ◆委員(吉田達哉君) 経緯の説明からいろいろと丁寧に説明をいただきまして、いろいろと思い出しているところでありますけれども、取得をした以上、今後発生するであろう弁護士費用等々は藤岡市でこれはもう当然支払わなければならない問題だと思いますので、それは計上していない予備費からでも専決処分という形になろうかどうか分かりませんけれども、それは仕方がないんだと思うんですね。ただその取得をする前の費用ですから私が尋ねているのは、その辺について藤岡市が本当に出すべきものなのか。その辺が一点と、これをこれだけ長い時間をかけて取得をして弁護士費用まで払って取得をして、これを今後、先ほども言いましたけどどうするのか、展示をするのか処分をするのか。処分費は、またこれ誰が持つのかこの辺についても非常に、財産でないものをあそこに置いていかれたことで藤岡市は相当な費用負担をしなければならないと思っているんですけれども、この辺については、どうお考えなんでしょう。 ○委員長(内田裕美子君) 鬼石振興課長。 ◎鬼石振興課長(三井清光君) 適切な回答になるかちょっと不安ではありますけれども、基本的に藤岡市の所有物ではなかった状況、保管をしている状況、要は20年という部分に関しては民法の第162条の第1項にありまして、20年間所有の意思を持って平穏にかつ公然と他人の物を占有した者はその所有権を取得するという条文がございます。この20年間というのは、ある意味、善意なのか、悪意なのかというふうに2つに分けた場合、悪意の方に該当するという形になります。実際その20年の間に所有者に対していろいろ話し合いがあった中で、あなたの財産ですというような話も出ていたというような記載もあるものがございますので、所有権はあくまでもその美術品を持っている方に所有権があった。当時はあったということです。それで平穏かつ公然と他人の物を占有した者とあるものでございますけれども、こちらに関しましては、例えば損害賠償請求等の訴訟が起こされたり、そういう訴訟行為が起こされていなければ平穏かつ公然とという部分に該当する可能性もあると、そこはちょっと曖昧な部分もあるんですけれども、実際、この所有者の方は昨年の4月にお亡くなりになっています。それで今相続が開始されておりまして、相続がまだ解決していないという状況でございます。今現状足踏みをしている状況なんですけれども、その際私どもとしたら所有権が発生したと、市の物だということで相続人であろうという方には全て確認書と言いまして、それは市の物ですよという確認を取るための通知を発送しております。結果、第一相続人の方は放棄という形になってしまったので確認書は書けませんという状況になっています。今、第二相続人に移っています。その第二相続人に移って、その通知は出しているんですけれども、結果的に3月中にはその辺の話が、相続するか否かの話が分かると思いますので、また、機会を改めてしっかりその辺は説明をさせていただきたいとは思いますけれども、取得時効、先ほど吉田委員が言っていましたけれども、取得時効を起こした以降、藤岡市の物になって処分するなり、何なりということであれば、市で負担しなければならない部分もあるんじゃないかと、でもその前の話をしているんだという話ですけれど、その前に関しては、私も正確にそれが良いのか、悪いのかという部分に関しては調べていないものですから、お答えできない部分もありますが、どちらにせよ処分するにあたっては、大きな市の予算が動くわけですので、補正ないしは当初、そういうところの要所、要所でしっかり計上をさせていただくとともに中身に関して、どういうことで、どういう内容の行為をするのかという部分も踏まえてしっかり説明は議員にしていきたいと思っておりますので、なかなかこの費用がどうなんだという話であると私の方からだとなかなかはっきり答えられないということでございます。すみません。答えになっていなくて、申し訳ございません。 ○委員長(内田裕美子君) 吉田達哉君。 ◆委員(吉田達哉君) 担当の方に置かれましては、経緯もあるからその流れの中でいろいろなものを支払わざるを得なかったというのが、ひしひしと伝わってくるんですけれども、やはりそれは公で支払うべきものなのか、どうなのかというのがありますから、今ちょっと判断ができないということなんですけれども、この辺が有効な方法だったのか、それとも行政が払うのが違法なのか、この辺の判断が分かる人にご答弁をいただきたいと思います。 ○委員長(内田裕美子君) 暫時休憩いたします。                                   午後 1時32分休憩 ────────────────────────────────────────────  午後 1時33分再開 ○委員長(内田裕美子君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ──────────────────────────────────────────── ○委員長(内田裕美子君) 吉田達哉君。 ◆委員(吉田達哉君) 先ほどちょっとこれが合法か非合法かということなんですけれども、今回予算委員会でございます。もう既に決算等でも議決がなされて、私も記憶をたどりながらだったので、そのときにきちんと本来であればそれが鬼石町の財産であったのか、財産でないのだとすれば、その支出に関しては違法だという指摘ができなかったので、今回そのことに予算委員会なので回答は求めません。しかしながら今後、発生するであろう費用についてはまた藤岡市が払わなくてはならないし、方法が決まったら年度途中か何かで補正になるのか、処分か管理かということで来年にまた出てくると思うんですけれども、またそのときにいろいろ協議して一番いい方法を探してください。以上です。  次にもう一点、76ページ国際交流事業で先ほどの質問がありました国際都市交流実施委員会交付金ということで中国の江陰市との友好都市締結以降20周年ということで計画がされているようであります。この件につきましては、それなりの事業を計画しているので構わないのですけれども先般、カナダのリジャイナ市と友好都市を結びました。昔からのことわざで、鉄は熱いうちに打てということがあるんですけれども、今回ここにはそういった予算が計上されてないということでありますので、これでまた1年経ってしまうと2年間何もせずに友好都市というのもいかがなものかと思うのですが、この辺についてこの事業を真剣に捉えて事業実施を今後していきたいのか、それとも友好都市の締結が済んだからもうこれで実績だから何もやらないよというのか、その辺の事業に対する思いを、もしくはこれがもし今回先ほども話出ましたけれども、コロナウイルスでもしこういった事業が中止になった場合はそういう事業に振り替えるのかその辺についてお伺いします。 ○委員長(内田裕美子君) 地域づくり課長。 ◎地域づくり課長(福井保次郎君) お答えします。  先ほど国際都市交流実施委員会交付金400万円、窪田委員のところでお答えさせていただいて、主要なものについてご説明をさせていただきましたが、400万円の中にはリジャイナ市が今年中学生の海外派遣事業と言いますか、それのリジャイナ市側から藤岡市に来る番なんですね。8月に来るということでございます。そういうこともありまして、来た際には学校教育課と協力をして何かしらのイベントをさせていただきたいということで、このリジャイナ市のそのお金としても40万円ほど取ってございます。なおかつ、吉田委員おっしゃるように鉄は熱いうちに打てと、向こうの行政の方がまだ一度も藤岡市に来たことがございません。できれば、今向こうの方に打診はしておりますが、その8月に中学生が来る際に行政の方にも来ていただきたいという話はしております。  以上、答弁といたします。 ○委員長(内田裕美子君) 吉田達哉君。 ◆委員(吉田達哉君) 40万円の予算を付けてくれたということなんですが、おととしリジャイナの生徒達が来たときは、いくら付けたんですか。同額だったら新しい予算とは思えませんよ。 ○委員長(内田裕美子君) 地域づくり課長。 ◎地域づくり課長(福井保次郎君) 吉田委員、大変申し訳ございません。私の手元におととしのリジャイナ市に対する予算は載っておりませんが、おととしはこのような金額ではなかったというふうに理解しております。  大変、申し訳ございません。 ○委員長(内田裕美子君) 吉田達哉君。 ◆委員(吉田達哉君) いずれにしても英語圏との友好都市を切望していた方も大勢いますので、ぜひこの消極的な予算ではなくて、もっと積極的に交流をして官民ともに十分な行き来、往来ができるようなそんな成果のある事業にしていただきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。  以上です。 ○委員長(内田裕美子君) 他にご質疑はありませんか                 (「なし」の声あり) ○委員長(内田裕美子君) お諮りいたします。質疑もないようでありますので、質疑を終結いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) ○委員長(内田裕美子君) ご異議なしと認めます。よって、第2款総務費について質疑を終結いたします。  暫時休憩いたします。                                    午後1時39分休憩 ────────────────────────────────────────────  午後 1時40分再開 ○委員長(内田裕美子君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ──────────────────────────────────────────── ○委員長(内田裕美子君) 第3款民生費について質疑に入ります。ページは92ページから125ページまでであります。ご質疑はありませんか。  中澤秀平君。 ◆委員(中澤秀平君) 民生費の92ページ、社会福祉総務経費の社会福祉協議会交付金についてお伺いいたします。社会福祉協議会の事業として今年度から制服バンクというのが始まっているかと思いますが、この事業の趣旨と実施状況についてご説明をお願いいたします。 ○委員長(内田裕美子君) 福祉課長。 ◎福祉課長(川端敦君) ちょっと聞き取れなかったんですけれども、すみません。 ○委員長(内田裕美子君) 暫時休憩いたします。                                    午後1時41分休憩 ────────────────────────────────────────────  午後1時42分再開 ○委員長(内田裕美子君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ──────────────────────────────────────────── ○委員長(内田裕美子君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(鈴木伸生君) お答えいたします。  社会福祉協議会の自主事業として中学生の学生服を買いづらい家庭等のために、いらなくなった学生服をバンクという形で社会福祉協議会で預かって、必要としている人にサイズ等をマッチングしてお渡しするという事業を今年度から始めているようですが、ちょっと詳細については何点ぐらい集まってというところについては承知しておりませんので、申し訳ございません。 ○委員長(内田裕美子君) 中澤秀平君。 ◆委員(中澤秀平君) ありがとうございます。  今年度から始まったということが社会福祉協議会のホームページのほうに書かれていまして、事業の内容としては先ほど部長がおっしゃられたとおりなんですが、必要とされる方にこの制服をお渡しするということなんですが、それをサービスを利用するためには生活困窮者自立相談支援事業の申し込みをして、その計画の中でするということになっています。この生活困窮者自立相談支援事業は福祉課が社会福祉協議会に委託をしている事業だと思いますので、その一環としてこの制服バンクもあるのかと思いましたので質疑をさせていただきました。少し内容を聞きましたところ、制服が集まってはいるということなんですが、スペースの都合上なかなか保管ができなくて量をそれなりに確保することができないという問題点があるようです。また、制服だけでなく体操服の希望、これは提供をする側、される側ともにこの希望があるということなんですが、これもまたスペースの都合上でなかなかうまくいかないということになっています。入学に際して、こういった費用が多くかかる場合に非常に出費がかさんで大変だという家庭もいらっしゃると思いますし、ぜひこの制度が多くの人に行き渡って、そして制服、体操服が不用となった方もまた再活用してもらえるということで非常に良い制度だと思いますので、幅広く活用できるように内容を検証していただければと思いますが、いかがでしょうか。 ○委員長(内田裕美子君) 福祉課長。 ◎福祉課長(川端敦君) 市としてもそういった事業について基本的には協力してPR等していきたいと考えております。また、スペース等でお困りのようでしたら市の方の倉庫等も空きがあるような状態であれば提供したいと考えておりますので、その辺はまた社会福祉協議会と協議したいと思います。  以上です。 ○委員長(内田裕美子君) 中澤秀平君。 ◆委員(中澤秀平君) 是非、よろしくお願いいたします。  それでは続いて102ページの在宅介護支援事業の日常生活用具給付費についてお伺いいたします。この日常生活用具給付費の中で日常生活用具の購入補助をしているということなのですが、どんなものを購入補助として給付をする制度かお伺いをいたします。 ○委員長(内田裕美子君) 介護高齢課長。 ◎介護高齢課長(田辺亮君) お答えいたします。  藤岡市の日常生活用具給付費につきましては、基本的には一人暮らしの高齢者で防火の配慮が必要な方、この方々に対しまして、電磁調理器、IHのような電磁調理器と火災報知器、あともう1つが自動消火器、火がガスコンロでつけっぱなしになっていたときに自動で消火器の泡を出すといった、この3点を給付してございます。  以上でございます。 ○委員長(内田裕美子君) 中澤秀平君。 ◆委員(中澤秀平君) 火事の心配があるということで、高齢者に対するこういった電磁的な機器を給付するということなのですが、高齢者の日常生活における利便を高めて高齢者福祉の増進を図るということでこの要綱が定められているかと思いますが、県内のほとんどでもこういった制度が導入されているようで、内容も若干違いはありますが、概ね同じような制度と思います。  しかし、前橋市では少し特徴的でありまして補聴器の購入補助があるというふうに聞いております。昨年の決算特別委員会では、この前橋市の補聴器の購入補助について、藤岡市でも必要性や補聴器の効果を検証して藤岡市でも取り入れる判断をしたいというような、検証をしたいというような答弁もありましたが、改めて前橋市のこの補聴器購入補助の内容についてお伺いいたします。そして、その検証はどのようにされたのかお伺いいたします。 ○委員長(内田裕美子君) 介護高齢課長。 ◎介護高齢課長(田辺亮君) お答えいたします。  その後、委員おっしゃるとおり前橋市ですとか群馬県に聞き取りをいたしました。まずこの事業につきましては、群馬県の在宅要援護者総合支援事業という県単の補助事業でございます。その補助事業を利用して前橋市は事業を実施しているということでございました。補助率は購入額の2分の1ということでございます。それで前橋市につきましては、補聴器というよりは決算のときもお話したかと思うのですが、助聴器、補聴器は医療機器なのですが、助聴器は音響機器でございまして基本的な性能が違うものでございます。障がいの手帳が取れれば補聴器が給付されるんですけども、そこまでいかない方に対しまして市の在宅福祉事業として給付をしているということでございました。平成30年度の実績を伺いましたら、助聴器につきましては11件給付があったということでございました。この条件なんですけれども、介護認定を受けていない方という条件が付いておりました。非常に介護認定を普通の市の給付ですとオムツですとか配食サービスですとか基本的に介護認定を受けている方に対して、介護保険では賄いきれないようなサービスを充足するという意味でこういったサービスが提供されていると認識をしております。ただこの助聴器だけは例外的に認定を受けている人は対象にならないということでありました。当然、高齢者、認定を受けてない人よりは認定受けている方の方が状態が悪くこういったサービスは必要になってくるかと思います。そういった意味で非常に利用者が少ないと、前橋市で11件でしたので、前橋市は高齢者の方、藤岡市よりも5倍近くいます。そうなると、藤岡市においてもなかなかニーズが少ないのではないか。確かにこの助聴器の趣旨としまして、例えば耳が聞こえないということが認知症を誘発するといったこともありますので、それなりに意義のある機械だと思います。ただ、ニーズの点ではなかなか見込めない、認定を受けていない人という条件が付いてしまうと、そういったニーズが見込めないのではないかということの、今のところそういう結論に達しております。  以上でございます。 ○委員長(内田裕美子君) 中澤秀平君。 ◆委員(中澤秀平君) 詳しくご説明ありがとうございます。  介護認定を受けていない方が対象で前橋市では事業をしているということなんですが、県の補助が受けられるというのが大きな特徴かなというふうに思います。また、対象が限られている中で、それでもこの給付を受けた方がいるということは課長がおっしゃられたようにその対象に入らない人に本当に必要な方がいるということを考えると、藤岡でもニーズはあるのではないかというふうに私は思います。県の補助があるということで藤岡市の財政としては負担が少なく、また高齢者の利便性、日常生活の利便性を高めることにつながると思われるこの補聴器、助聴器の補助ですが、認知症の予防にもつながるということで非常に意義もあるものだと思いますので、ただこの対象者が限られてしまうという一点だけが非常に難しいことだとは思いますが、まずは藤岡でも購入補助の対象として補聴器を加えること、必要ではないかと考えますが、再度伺います。 ○委員長(内田裕美子君) 介護高齢課長。 ◎介護高齢課長(田辺亮君) お答えいたします。  前橋市に聞くところによりますとこのサービスを受けるために、手帳ですと70デシベルとかそういった級によって聞こえる音の量が、機械で測るんですけれども、この助聴器の給付に際しましての判断は、訪問調査員が行きまして実際に声を出しましてアナログ的に聞こえづらかったという形で判断をしておりますので、その辺の判断もあまり公平性に欠けるのではないかと感じました。そしてさらに聞くところによりますとその程度の聞こえづらさですと、もしかしたら手帳の1番軽い、補聴器が給付される6級ぐらいにもう該当しちゃうんじゃないかというお話もありましたので、もしかしたら手帳を取っていただいて給付を受けた方が早いのではないかと、確実に医療器としてもっと性能の良いものの給付が受けられるのではないかと思いました。さらに私なりにメーカーのホームページ等で調べたんですが、この助聴器というのは音響機器ですから、例えば補聴器のように大きい音はそんなに大きく聞こえなくて、助聴器ですとそもそも大きい音も大きく聞こえちゃうので、逆に耳によくないよということも補聴器のメーカーでは言っていましたので、そういう面からしますと非常にすぐやるのは難しいのではないかと考えております。
     以上でございます。 ○委員長(内田裕美子君) 中澤秀平君。 ◆委員(中澤秀平君) いろいろな問題があるとういうことなんですが、認知症の予防になるということで大きな意義もあるということですので、この制度として今は非常に使いづらいということかもしれませんが、県もこの制度をやることによってそういった意義は認めていると思いますので、この制度がさらに拡充して使いやすくなるような要望をあげるということも必要かというふうに思います。  それでは続けて伺います。106ページの交通安全対策事業でお伺いいたします。高齢者運転免許証自主返納支援事業補助金についてお伺いいたします。この高齢者運転免許証自主返納支援事業は今年度から始まった事業でありますが、実績について今のところの自主返納数、また各種特典の交付数、実際に使われた額などお伺いをいたします。 ○委員長(内田裕美子君) 地域安全課長。 ◎地域安全課長(関沼日出男君) お答えいたします。  高齢者運転免許証自主返納支援事業でございますが、まず警察に返納された方は今年度1月末現在の数字ですけれども303名、このうち市にこの制度を申請された方が同じく1月末現在で215名、その中で運転経歴証明書、これは発行するのに1,100円かかるものを補助するものですが、これを補助した方は203名、またタクシー券5,000円、またはバス券1万円分をどちらか発行するわけですが、タクシー券5,000円分について発行した方が180名、バス券1万円分を発行した方が33名でございます。実績の数字、金額ということでございますけれども、タクシー券について5,000円を180名に発行していますので、発券額とすると90万円分発券しておりまして、そのうち利用された金額は9万9,500円、約11%でございます。またバス券につきましても1万円分を33名ということで33万円分発券いたしまして、使用された金額は7万9,100円ということで約24%の方の利用率ということでございます。  以上でございます。 ○委員長(内田裕美子君) 中澤秀平君。 ◆委員(中澤秀平君) 303名の返納があったということで、これは平成30年度の一般質問の答弁の中で返納者数の見込みとしては300名ぐらいということであったので想定通りであったかなというふうに思います。そしてバスとタクシー券の発行状況なんですが、タクシー券が180人、またバスの券を希望したのが33人ということでタクシー券を希望する方が多いということも一般質問の中の答弁で想定をされていたものだと思います。しかし、当初はバス利用券が100人分、タクシー利用券は200人分ということの想定で、タクシー利用券を希望する方の半分ぐらいがバスということで1対2ぐらいの割合で想定をしていたようなのですが、実際に発行された数を見てみると5倍ぐらいの差になっているということです。タクシー券の需要が圧倒的に多いという結果だというふうに思いますが、一方で実際に使われたのは全体的に少なくなっていますが、特にタクシー券は10%程度、11%ということでかなり低くなっている。バスの方は24%ということですのでその半分以下ということになっていますが、これはタクシーまたバスもそうですが、この特典を受けられるのが1回限りであって、またタクシーにおいては5,000円分しか使うことができないということで利用に躊躇があるからではないでしょうか。免許を返納した後も高齢者の生活は当然続いていくというものですので、この内容では心細い内容だということが表れているのだと思います。これは制度の見直しが私は必要だと思いますが、市民の声を聞くなど検証などはしているか伺います。 ○委員長(内田裕美子君) 地域安全課長。 ◎地域安全課長(関沼日出男君) お答えいたします。  まずこの利用率が低いということでございますけれども、こちらについては今年度発券した券につきましては利用期限が来年度末というような券でございますので、免許を返納してそれ以外の交通手段が不慣れな中ですぐには切り替えができない部分もあるのかなと、利用がされない部分があるのかなと考えております。また一度きりの補助というこの事業についての見直しということでございますけれども、この事業、高齢者の事故の増加を受けまして免許の返納を促すための事業ということで始めたものでございまして、また今年度から始めたものでございますので今のところ見直す予定はございません。  以上でございます。 ○委員長(内田裕美子君) 中澤秀平君。 ◆委員(中澤秀平君) 交通安全対策ということですので事故が減ること、減らすということが大きな目的になってくるんだと思いますが、やはり高齢者にとってはその後の生活も非常に重要なものと思います。足の確保というものがこれから必要になってくると思いますので、是非、その辺は十分に検証をしていただきたいと思います。  それでは最後に伺います。113ページの子育て支援事業の子育て応援券交付・利用補助金についてお伺いをいたします。子育て応援券は平成28年度から始まった制度だと思いますが、この間の実績についてまずお伺いをいたします。 ○委員長(内田裕美子君) 子ども課長。 ◎子ども課長(中島誠君) お答えいたします。  子育て応援券の実績についてなんですけれども、委員のご指摘どおり平成28年度10月から開始という形になっております。平成28年度は半年という期間になりますが、交付枚数が310枚、交付件数が31件これは1件に対して10枚の配布をしております。利用者数につきましては実人数が2人、応援券の利用につきましては、ファミリーサポートセンターの利用が7枚にとどまっております。2年目になります平成29年度につきましては、交付枚数730枚、交付件数73件、利用された実人数の方が15人、応援券の利用についてですけれどもファミリーサポートセンターの利用が88枚のみになっております。3年目となります平成30年度につきましては、交付枚数が630枚、交付件数62件、ご利用された実人数が21人、利用の枚数につきましてはファミリーサポートセンターが86枚、ヘルパー利用につきましてはこの年度、3年目で初めて利用がありましたが40枚となっております。ちなみに今年度のご利用なんですけれども2月までの分、全て買うとされている状態ではないのですが、集計できた部分が交付枚数が990枚、交付件数99件、実利用をされた方が31人、利用の内訳ですけれどもファミリーサポートセンターが32枚、ヘルパー利用が4枚、今年度よりタクシー利用と一時保育の利用が可能となっておりますが、タクシー利用につきましては128枚、一時保育の利用が36枚というような状態になっております。  以上、答弁といたします。 ○委員長(内田裕美子君) 中澤秀平君。 ◆委員(中澤秀平君) ありがとうございます。  利用がなかなか伸び悩んでいるというような指摘もあった事業ですが、着実に少しずつ利用は進んでいるのかなというふうに思います。特に今年度、令和元年度では昨年度と比べてまだ年度終わっていない段階で大きな伸びがあるように思えます。その理由としては一時保育であったりタクシー券として利用することができるということで使い道を増やしたことがあるのではないかというふうに思います。今後もこの使い道が広がったことによって多くの方に利用がしてもらえる制度になっていくと思いますが、来年度予算ではこの当初予算として計上されていますのが、今年度予算の半分となっていますが、この減額の理由についてお伺いいたします。 ○委員長(内田裕美子君) 子ども課長。 ◎子ども課長(中島誠君) お答えいたします。  今年度の予算と令和2年度の予算で比較しますと半減しているということですけれども、これにつきましては積算上は同じ枚数、同じ人数で利用されるということで計上しているんですけれども、その利用率につきまして今年度は約2割利用するだろうということで積算をしております。来年度、令和2年度予算につきましては実績から加味しまして1割程度で予算が足りるのではないかということで、1割という形で積算をしておりまして半減しているような状況になっております。また使用の状況を見て、補正等も考えたいと思っております。  以上、答弁といたします。 ○委員長(内田裕美子君) 中澤秀平君。 ◆委員(中澤秀平君) 私もおととし子供が産まれまして、妻がこの子育て応援券を市役所の方で受け取ってまいりました。しかし、なかなかそのときはタクシーなど使えなくてファミリーサポートとあとヘルパーさんということで使い道が限られていたので、ちょっと使いづらいというような話もしていましたが、このタクシーであったり一時保育であったりというのは小さい子供を持つお母さんにとって非常に助かる制度だというふうに思います。片時も目を離すことができない子供をこのファミリーサポートの支援員の方にお願いをするというのは非常に困難というか、抵抗があるものだというふうにも思います。利用率を1割ということで見込んだということなのですが、これだけ使い道を拡大している中で子育て応援の制度として、やはり構えはもう少し広くとるべきではないかというふうに思います。補正予算の方で対応するということではありますが、姉妹都市の羽咋市で行っているこの子育て応援券の制度ではさらに利用の幅が広くて、チャイルドシートの購入に使えたりとか、そういうこともありますが、この利用率というのは9割を超えているそうです。是非、子供を産んだお母さんが全て使えるようなそんな制度として広く大きくとっていただきたいというふうに思います。  以上です。 ○委員長(内田裕美子君) 他にご質疑はありませんか。  窪田行隆君。 ◆委員(窪田行隆君) 民生費について何点か質疑させていただきます。  まず95ページ、通信運搬費11万円及び96ページの庁用備品購入費3万9,000円、これが予算事業シート11ページの電話リレーサービス事業の予算でテレビ電話による手話通訳を行うということでございます。非常に良い制度だと思います。これスマートフォンやタブレットを持っている聴覚障がい者なら個人で利用できるのか、まず伺います。また時間の制限や制約はないのか。サービスはいつでも利用できるのか3点お願いします。 ○委員長(内田裕美子君) 福祉課長。 ◎福祉課長(川端敦君) 計上しておりました電話リレーサービスの関係でお答えさせていただきます。まずこちらの予算につきましては、タブレット1台購入の予算と備品の購入予算となっております。こちらにつきましては、手話通訳者が聴覚障がい者からの連絡を受けてそれでリレーという形で必要なところに連絡を行うという事業でございます。ですから基本的に、事業所が開いている時間帯8時半から午後5時15分まで職員がいる時間帯での対応という形になります。それから回数につきましては、何回でも基本的には対応可能ということで考えております。個人のタブレット、パソコンそれからスマートフォン全て対応可能というようになっております。  以上です ○委員長(内田裕美子君) 窪田行隆君。 ◆委員(窪田行隆君) 非常に意義のある制度だと思いますのでしっかり円滑に利用できるようによろしくお願いします。  続きまして98ページ、障害者総合支援費の社会福祉施設整備費補助金1,400万円及び同じく98ページ、障害児福祉費の社会福祉施設整備費補助金1,931万円。これ事業シートでも12ページ、13ページでそれぞれ、かんな会の就労継続支援B型とNPO法人ぽけっとの児童発達支援の多機能型の施設への補助ということでございます。ともに需要が多く藤岡特別支援学校高等部の卒業生がこれから出てくるわけでございますから、その受け皿としても必要なのかなと思いますが、国庫補助金の採択が前提の事業でございます。国の内示など状況が分かれば伺います。 ○委員長(内田裕美子君) 福祉課長。 ◎福祉課長(川端敦君) お答えさせていただきます。  これにつきましては、昨年の7月に双方とも県を通して申請をしているところでございます。現在、採択の連絡待ちという形でございまして、補正の方で採択がされれば当初2月から3月、今の時期に採択結果が来るはずなんですけれども、おそらくコロナウイルスの関係で遅れているものだと考えております。通常であれば今年の6月から7月に採択結果が来るかと思われます。  以上でございます。 ○委員長(内田裕美子君) 窪田行隆君。 ◆委員(窪田行隆君) ここでもコロナウイルスの影が見えているわけでございますが、なんとか採択できるように引き続き働きかけのほうをお願いをいたします。  続きまして100ページ、精神障害者福祉事業の293万8,000円でございます。予算事業シート14ページでゲートキーパー養成研修事業ということになっております。入門講座を市として実施するということで、自殺が大きな社会問題となっている中で必要な取組かと思います。この講座の概要と予定の募集人数、回数についてまず伺います。 ○委員長(内田裕美子君) 暫時休憩いたします。                                    午後2時14分休憩 ────────────────────────────────────────────  午後2時16分再開 ○委員長(内田裕美子君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ──────────────────────────────────────────── ○委員長(内田裕美子君) 福祉課長。 ◎福祉課長(川端敦君) すみません。お時間いただきました。  予定につきましては来年度、一応、一回ということで募集人数については40名程度、時期についてはまだこれから決めさせていただこうと考えております。講師の関係もありますので。  以上でございます。 ○委員長(内田裕美子君) 窪田行隆君。 ◆委員(窪田行隆君) 40名募集していただけるということで、この方々がゲートキーパーとして活躍していただければ、非常に大きな戦力になると考えます。このように意識を持つ市民が増えることは良いことなのですが、活躍、活動の場があればさらに大きな価値を生むと考えますが、この方々にどのような形で活動していただくことをお考えなのか伺います。 ○委員長(内田裕美子君) 福祉課長。 ◎福祉課長(川端敦君) できれば、地域の指導者たちにまず先に受講していただいて、地域の方にそういうことを広めていただきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○委員長(内田裕美子君) 窪田行隆君。 ◆委員(窪田行隆君) 精神福祉ボランティアの会などもございますので、是非連絡を取っていただきまして価値的に活用していただければと思います。  続きまして102ページ、介護に関する入門的研修委託料36万5,000円でございます。これも新規事業でございますが、6月議会の一般質問で在宅介護を担う介護人材不足についてお伺いをいたしました。その対応として介護未経験者が介護職やボランティアに入る最初の入り口であるこの研修の実施というのは非常に価値があると思います。研修の概要と募集人数、回数をお伺いします。また施設等のマッチングについてお考えをお願いします。 ○委員長(内田裕美子君) 介護高齢課長。 ◎介護高齢課長(田辺亮君) お答えいたします。  介護に関する入門的研修でございますが、委員のおっしゃるとおり新規事業で予定をしております。こちらは、群馬県の地域医療介護総合確保基金事業ということで補助金をいただく事業でございます。現在、今年度は前橋市と伊勢崎市で2市のみ実施しているということでございます。一般質問でもかつていただきましたとおり、介護の担い手につきまして特にヘルパーですとかが大変不足しているというふうに介護高齢課としても伺っております。なかなか介護人材の確保事業に関することにつきましては、県の事業でございまして市でできるということはなかなかないのでございますが、この事業につきましては市でできる数少ない事業と認識しておりますので、新年度手を挙げさせていただきました。講習の内容につきましては、基本的に21時間の講義を予定しております。内容につきましては、まず基礎として介護に関する基礎知識ですとか介護の基本、その次に入門として基本的な介護の方法、認知症の理解、障害の理解、介護における安全確保ということでございます。そしてこれを21時間受けますと、その先のヘルパーとして従事をするに当たりまして、生活援助従事者研修ですとか、介護職員初任者研修ですとかそういった講習の時間が一部免除になるというメリットもありますので、これから介護に携わりたいという方、後はすでに仕事をリタイアされてそういったことに興味があり、地域で役立てたいと思っていらっしゃる方、こういった方に是非受講していただきたいと考えております。受講の時期につきましてはまだ未定なのですが、真冬になる前にやりたいと考えております。人数につきましては概ね20名から30名を考えております。講師はヘルパーの養成をやっているような専門学校ですとか、そういったところに頼みたいと考えております。またマッチングにつきましては、これ補助の内容として最後マッチングまで行うといったことが義務化されておりますので、最後に介護保険事業所に来ていただいて、就職のお話をしていただくとかそういったことでもいいと言われておりますので、今後考えてやりたいと思っております。  以上でございます。 ○委員長(内田裕美子君) 窪田行隆君。 ◆委員(窪田行隆君) 着実に積み重ねていただきまして、水かさを増していただくようによろしくお願いいたします。  続きまして112ページ、子どもの居場所づくり支援事業補助金115万円でございます。予算事業シートで言いますと17ページ。一般質問でもお伺いしましたが、子ども食堂や遊びの場で子どもの居場所づくりを行う団体に補助していただくもので、学習支援と並んで子供たちのために必要な事業と思います。詳細に伺おうと思っていたのですが、市のホームページに交付要綱が既にアップされておりましたので、そこまで詳しくは伺いませんが、概ね理解できました。子供のためのボランティア精神で取り組んでいただくことは大変ありがたいことでございますが、公金を支出する以上、このような細かい諸条件が課されるのはやむを得ないのかなというふうには考えます。しかし、第7条に申請者に求める事業計画書や収支予算書、団体の定款など、また11条で求める各書式などはNPO法人などで経験のある団体ならともかくとして、任意のボランティア団体などですとハードルがかなり高いなと感じました。担当課には上から審査するということではなくて、丁寧に相談に乗る姿勢が求められると思いますがお考えを伺います。 ○委員長(内田裕美子君) 子ども課長。 ◎子ども課長(中島誠君) お答えいたします。  今回、要綱で定めさせていただいたものが割ときっちりした内容となっております。想定しております団体にはNPO法人もいらっしゃいますし、地域の団体の方もいらっしゃいます。そんな関係で書類の作成につきましては、寄り添う形で申請等がしやすいように配慮して進めたいというふうに考えます。  以上、答弁といたします。 ○委員長(内田裕美子君) 窪田行隆君。 ◆委員(窪田行隆君) どうぞよろしくお願いいたします。  申請してみたら大変だったということですと今後の広がりにかかわりますのでよろしくお願いいたします。  121ページ、配偶者暴力被害者緊急避難宿泊委託料37万8,000円について伺います。一般質問で取り上げられた議員さんもいらっしゃいましたが、予算事業シート19ページの配偶者暴力相談支援センター設置事業の関連の予算ということでございます。相談支援センターの開設日、時間はおそらく市役所の開庁の日と時間ということになるのかと思いますが、夜間、休日の緊急対応が必要な事案というのもあり得ると思います。その際の対応についてどのように考えていらっしゃるのかお伺いします。 ○委員長(内田裕美子君) 子ども課長。 ◎子ども課長(中島誠君) 来年度開設をいたします藤岡市配偶者暴力相談支援センターの対応についてなんですけれども、普段は専用の電話を設けまして受け付けをするというような形になります。ただ夜間に関しましては、今のところ電話が切り替わるとかっていう準備までいっていないのが現状なものですから、市役所のほうに連絡が来ましたら担当職員のところに直に連絡をいただくというような形で準備をしながら、その後の対応に関しては整備をしていきたいというふうに現状では考えております。  以上、答弁といたします。 ○委員長(内田裕美子君) 窪田行隆君。 ◆委員(窪田行隆君) 使命感のあるいい担当者さんを捕まえていただくということと、また県等とよく相談して万全の体制を整えていただくようにお願いをいたします。  以上で民生費に関する質疑を終わります。 ○委員長(内田裕美子君) 他にご質疑はありませんか。  岩﨑和則君。 ◆委員(岩﨑和則君) 92ページ、社会福祉総務費の中で民生児童委員推薦委員報酬並びに次のページ、第18節負担金補助及び交付金の中の民生児童委員協議会交付金787万2,000円、これに関連することで伺います。まずこの民生児童委員なんですけれども、この交付金につきましては活動費で支給されているのかなと思うんですけれどもその辺、何名分の活動費用なのかお伺いします。 ○委員長(内田裕美子君) 福祉課長。 ◎福祉課長(川端敦君) お答えします。  民生児童委員につきましては、昨年の12月に改選を行いまして、現在139名の方がいらっしゃいます。その方に対する活動費用ということで計上させていただいております。  以上です。 ○委員長(内田裕美子君) 岩﨑和則君。 ◆委員(岩﨑和則君) その139名とお伺いしたんですけれども、その民生児童委員さん各地域、行政区から輩出されていると思うんですけれども、どのように推薦され、そして選任されていくのか。この点についてお伺いします。 ○委員長(内田裕美子君) 福祉課長。 ◎福祉課長(川端敦君) 民生児童委員さんにつきましては、まず区長会のほうに依頼を出します。各区長さんから推薦が上がってきたものを市のほうの事務局でもって、取りまとめをしまして県の方に進達します。県の方で基本的には交付という形で就任が決まるということで認識をしております。  以上でございます。 ○委員長(内田裕美子君) 岩﨑和則君。
    ◆委員(岩﨑和則君) 区長会の皆さんから各地区の適切な方を推薦していただいて、それで県のほうに持っていって最終的に厚生労働省のほうでも決定するんでしょうけれども、この中で民生児童委員さんの普段の活動、役割ですか、その辺が重要な本当に地域の方に親身になって支援してくださり、重要な役割だと思うんですけれども、その辺の役割、活動についてと禁止されている行為、活動ですか、それについて2点お伺いします。 ○委員長(内田裕美子君) 福祉課長。 ◎福祉課長(川端敦君) 基本的に役割につきましては、地域の見守りという形でいわゆる要相談者、要支援者等から行政等への関係機関へのつなぎ役ということで認識をしております。それから禁止されている行為、これにつきましては守秘義務がございますので個人情報につきましては、他に情報を流してはならないということで認識をしております。  以上でございます。 ○委員長(内田裕美子君) 岩﨑和則君。 ◆委員(岩﨑和則君) 守秘義務、当然のことなんですよね。そのほかに活動で何か禁止されていることありますよね。 ○委員長(内田裕美子君) 福祉課長。 ◎福祉課長(川端敦君) 私の知る限りあまり思い当たることがないんですけれども、基本的に法律、政治活動ですかね。この辺が該当になるかと思います。  以上でございます。 ○委員長(内田裕美子君) 岩﨑和則君。 ◆委員(岩﨑和則君) 基本的にそうなんですよね。民生委員の方は政治的な活動は禁止されている。この政治的な活動という中にある期間、選挙運動というのが発生するんですけど、それもその中に多く見れば含まれているんですね。そういう中で例えば議員の身内の中で、親族の中でいらっしゃるとか、そういうときに監督指導、どういうことでされているのかお伺いします。 ○委員長(内田裕美子君) 福祉課長。 ◎福祉課長(川端敦君) 選挙に関して基本的に禁止されている事項は本人も承知をしているところだと思います。民生委員という立場においてそういう選挙活動を禁止しているということでございますので、特段こちらのほうとして、基本的に当然ながら禁止事項は伝えてございますので、その中で規制をしていくということは現在行っておりません。  以上でございます。 ○委員長(内田裕美子君) 岩﨑和則君。 ◆委員(岩﨑和則君) 当然なんですよね。民生委員だから民生委員法、この第16条ですか。民生委員法による政治的活動の制限、民生委員の政治的活動の制限に係る第16条、これ明らかにうたっているんですよね。だからもしこういう事例が発生した場合には、よくこの委員会のほう、推薦委員ですか、そっちのほうでも指導監督を今後していただきたい。こう思うんですけれどもお考えを伺います。 ○委員長(内田裕美子君) 福祉課長。 ◎福祉課長(川端敦君) 基本的に就任するときの新任の民生委員さん達に対しては、一斉に指導といいますか、勉強会の中でそのようなことを述べさせていただくのは当然なんですけれども、またその選挙の時期等がありましたときに、各地区毎月定例会等を行っておりますので、そういう中でまた啓発、指導を行っていきたいというふうに考えております。  以上です。 ○委員長(内田裕美子君) 岩﨑和則君。 ◆委員(岩﨑和則君) 今後、オリンピック終わって衆議院選ももしかしたら早くにあるかもしれません。こういう中で今後、委員自身のコンプライアンスの問題もあるので、そういう中で是非強い監督指導していただきたいと思います。 ○委員長(内田裕美子君) 他にご質疑はありませんか。  茂木光雄君。 ◆委員(茂木光雄君) 民生費の中の栗須の郷運営事業について伺います。111ページですね。委託料の中の大規模改修設計委託料399万3,000円が今回計上されて、いよいよ公共施設の適正管理の関係でこの栗須の郷が大規模改修の第1号というかそんな形で、予算事業シートを見ますとボイラー、給排水、空調、屋上防水、外壁塗装等またエレベーターについてということで設計費用が上がってきておりますけれども、こういった大規模改修の事業の中で、この運営経費と利用料収入の差額が非常に大きくて市からの持ち出しが非常に大変だというふうなことですけれども、これだけの大規模改修を予定して行って、十分その費用対効果が得られるのかどうか、まずこの設計の内訳について伺います。 ○委員長(内田裕美子君) 福祉課長。 ◎福祉課長(川端敦君) 栗須の郷の大規模改修設計委託料ということで399万3,000円計上させていただきますけれども、こちらにつきましては、技術料等の経費が40万4,300円、調査費等が53万円、人件費等が128万3,000円、諸経費等が142万1,000円この辺が内訳となっております。工事の内容につきましては屋根の屋上防水それから外壁、受水槽、床、畳、カーペット、空調それからボイラー、エレベーター等、現在計画をしているところでございます。工事費用につきましては現在のところ2億4,967万7,000円、これを予定してございます。  以上です。 ○委員長(内田裕美子君) 茂木光雄君。 ◆委員(茂木光雄君) 総工費が今の話だと2億4,000万円ぐらいをかけていくということですけれども、運営経費関係というのはこういった改修の中でかなり改善をされるのではないかなというふうに思います。ボイラーにしても給排水にしても空調にしてもそういった中でいく。そしてそのかなりいいんですけれども、問題なのは利用料収入をこの改善によっていかに上げていくかということですけれども、今の話だと受水槽は別だとして、床とか外壁だとかありますけれども、ここの利用関係というのは副市長、去年ですか調査に来られていろいろこの利用者の実態とかを見ていきながら言いましたけれども、あそこは娯楽室と要はお風呂という2つの施設の中でやっております。利用者は年間7万人ということですけれども、どちらかといえば、お風呂の利用の関係というのが非常に大きなウエイトを占めてくると思うんですけれども、これを工事の実態をよく考えながらいかないと、例えばの話ですよ、これだけ2億4,000万円の工事でボンと全部閉めて、そして空調まで変えていくということになるとこの間の利用者というのは全く、令和3年度になるとあてに出来ませんけれども、どういう形の中でこの利用料収入を確保しながら、なおかつ効率的な改修を行っていくのかどうかをこの辺が非常に疑問なんですけど、どういうお考えでいるんでしょうね。 ○委員長(内田裕美子君) 福祉課長。 ◎福祉課長(川端敦君) 来年度、令和2年度に実施設計を行ったときに、概ねどのくらいの工事期間であるとか休館をどのくらいしなければならないということがはっきりした時点で、基本的には考えていく必要があるのかと思うんですけれども、工事費そのものについて利用料金で賄うとかそういったものではなくて、現在のところは現在いただいている利用料金をベースに考えていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○委員長(内田裕美子君) 茂木光雄君。 ◆委員(茂木光雄君) そうですか。じゃあ利用料収入の差額が大きいというこの表現というより、そんなにその使う人のいわゆる使用料ではそれほどウエイトを占めてないということなんですかね。てっきり利便性を高めて利用率を上げて利用料収入をしっかりと確保するような施設にするのかなと思ったので、そうすると新しいいわゆる利用者のニーズに応えられた、そういった設備の改修が必要ではないかなと思ってあれしたんですけど、そういう考え方なら質疑する必要がないので、本当に総工事費をこんなに見込まないで、先ほどちょっと他の委員さんがすぐ改修すれば済むんじゃないのと言いましたけれども、副市長、よく考えていただいた方がいいと思うんですよ。この文言と違いますよ。運営経費と利用料収入の差額が大きいんだと、市から指定管理料として負担していることが大きいということだから、その辺よく考えていかないとこれ2億4,000万円の半年や1年かけた工事をやったら、それこそ利用者はもうゼロになってしまうし、どうにもならないことだと思いますけれどもこの辺少し見直したらいかがなものでしょう。 ○委員長(内田裕美子君) 副市長。 ◎副市長(高橋厚君) 今細かいことを申し上げますと、午後5時で料金体系が違うんですよ。午後5時からのが安いんですね。今どうなっているかというと午後5時からボウッと人が来るんですよ。昼間は結構空いているんですね。私も昼間行って食堂のおばさんの話とか職員の皆さんの話も聞かさせていただきました。これ今、福祉課のほう、あと今受けているのが社会福祉協議会なので、これについてはどういうふうにやれば皆さんにもっとお風呂も、あと広間も結構小さい広間もあるんですね。そこがあまり使われていないという状況もあるので、これについてはここに書かせていただいているようにもっと使用料、市民の皆さんに多く使っていただいて使用料収入も上げていこうということで今考えております。  それからそこに筋力トレーニングとか皆さんに、今非常にお年寄りにニーズの高いものをそこにやることによって、よりまた多くの人に来ていただけるということもありますのでそこも含めて今検討していまして、あとなるべく工事で閉鎖する期間は短くして、より多くの皆さんにご不便を多少かける時期もありますけれども、そういうことを踏まえて全体的に皆さんにご利用いただけるように今、原課のほうで考えておりますのでご理解いただきたいと思います。  以上です。 ○委員長(内田裕美子君) 他にご質疑はありませんか。  吉田達哉君。 ◆委員(吉田達哉君) 95ページ、地域生活支援事業の役務費の通信運搬費11万円。それから96ページの備品購入費、庁用備品購入費3万9,000円。先ほど窪田委員のほうから質疑がありまして、聴覚障害がい者に対する電話リレーサービスということで概要だけお伺いしたんですけれども、藤岡市も冬木議員さんが議長のときだったですかね。手話言語条例が制定をされて、その頃から緊急通報システム等聴覚障がい者に対しての事業がいろいろな形でなされてきています。そんな中、市長、確か県会議員のときだったと思うんですけれども、群馬県の聴覚障害者協会の顧問をされていて、この辺のことに対して非常に造詣が深いという意識を持っていたんですけれども、今回こういった形で手話通訳者の方を派遣せずに、画像でもってその通訳をしていくという非常にすばらしい優しい心温まるサービスを実現化していただいたことは、本当に聴覚障がい者の人にしてみると先行きに光明が見えた、そんな事業なのかなと思います。しかしながら、今回、計上されておるのは庁用備品購入費ということで3万9,000円。先ほどの窪田委員の質問の中ではパソコン、タブレットどんな形でもいいということなんですけれども、このサービスを受ける聴覚に障がいがある方々はその通信機器を持っていればいいんですけれども、持っていない方がいると思うんですね。この辺の人数の把握、このサービスを開始したときのせっかくすばらしいサービスなんですから利用の想定、こういったものをちょっとお伺いしたいんですけれども、1回目の質疑といたします。 ○委員長(内田裕美子君) 福祉課長。 ◎福祉課長(川端敦君) お答えいたします。  まずパソコン、タブレットを持っていない方の把握につきましては、担当課としては数字を現在持っておりません。利用の想定としましては端末を持っている、パソコン、スマートフォン、タブレット等を持っている方がアクセス出来るということで想定しているんですけれども、人数につきましては、聴覚障がい者の数割かというふうに、利用される方はそのぐらいではないかというふうに見込んでおります。  以上です。 ○委員長(内田裕美子君) 吉田達哉君。 ◆委員(吉田達哉君) 人数把握していないということなんですけれども、最近の聴覚に障がいのある方はパソコン、ファックスそういったものを通信とか連絡の手段としているようですけれども、やっぱり年配の方につきましては、なかなかデジタル化がされてない状況があると思うんです。こういったサービスが今度医療だとか金融機関だとかいろいろな窓口に行ってその場で手話通訳者を派遣をされずにも、その場で市役所の中で手話通訳者が空いていれば通信をしてもらえるということですので、できたら大勢の方にこういった端末を持っていただくことが本当の意味でのこの事業のメリットになるんだと思うんですね。そういったときに、この辺についてその操作端末を購入する場合、補助金等を設ける考えがあるのかないのか、その辺についてお伺いいたしますし、もう1つはこのことの事業を始めるにあたっての聴覚障がい者に対しての周知、この辺についてお伺いいたします。 ○委員長(内田裕美子君) 福祉課長。 ◎福祉課長(川端敦君) 委員おっしゃるとおり、やっぱり高齢者の方につきましてはなかなかそういうタブレット等の機械を持っていない方もいらっしゃいます。そういう方に対しましては今までどおり手話通訳者の派遣ということで対応していきたいというふうに考えております。それから端末の購入補助金の関係でございますけれども、現在のところ担当課としてはまだそこまで考えは至っておりませんけれども、今後必要なことということで要望等が寄せられれば、また必要性について協議をしていきたいというふうに考えます。それから周知の方法につきましては、基本的には広報等、視覚による媒体で可能な限り周知、ホームページそれからほっとメール等可能な限り周知をしていきたいというふうに考えております。また聴覚障害者協会の総会等にもこの関係につきましてはお知らせをして、改めて周知をしたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○委員長(内田裕美子君) 吉田達也君。 ◆委員(吉田達也君) 年配の方で端末を持っていない方については手話通訳者を派遣をするということですので、派遣をした時間帯は手話通訳者の方が留守になってしまうので、そのサービスが停滞する恐れがありますので、できればせっかくすばらしい事業なので多くの人に少しでもこのサービスを利用していただくことがいいと思いますので、なるべく多くの方に端末を持っていただけるような努力をしていただきたいと思います。またこの通信方法につきましても今、いろいろな無料通信アプリとかありますし、通信費も無料ということでかかりませんので、この辺を最大限利用して行政サービスの向上に努めていっていただきたいと思います。  以上です。 ○委員長(内田裕美子君) 他にご質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり) ○委員長(内田裕美子君) お諮りいたします。質疑もないようでありますので、質疑を終結いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) ○委員長(内田裕美子君) ご異議なしと認めます。よって、第3款民生費について質疑を終結いたします。  第4款衛生費について質疑に入ります。ページは126ページから148ページまでであります。ご質疑はありませんか。  窪田行隆君。 ◆委員(窪田行隆君) 衛生費について何点か質疑をさせていただきます。  まず、129ページ、おたふくかぜワクチン予防接種委託料858万円及び同じくおたふくかぜワクチン予防接種補助金10万円について伺います。予算事業シート20ページでおたふくかぜワクチン予防接種事業、新規事業として開始し、2回接種を全額助成とございます。非常に子育て支援に資する大きな決断かと思い、評価させていただきます。まずこの2つの予算の違いをご説明ください。また全額助成ということで自己負担は発生しないということでいいのか確認をお願いします。 ○委員長(内田裕美子君) 子ども課長。 ◎子ども課長(中島誠君) お答えいたします。  委託料につきましては、市の医師会にお願いをしまして個別接種という形でやっていただく形の委託料となります。補助金につきましては、市外で接種をしていただいた方に対して補助を行なうということで2つに分けてございます。  無料かどうかなんですけれども、これ補助の上限を設けておりまして1回6,500円というふうにさせていただいております。今市内でやっていただいているお医者さんのこのおたふくかぜワクチンの接種、任意接種の状況なんですけれども、この6,500円から低い金額でやられているところもあるのですが、若干これより超えているところもございます。この辺はまた医師会との調整の中で、諮っていきたいと思うんですけれども1回6,500円という条件を設けて設定をしております。  以上、答弁といたします。 ○委員長(内田裕美子君) 窪田行隆君。 ◆委員(窪田行隆君) 上限6,500円まで助成ということで了解をいたしました。是非この範囲で市内ではせめて受けていただけるように今後ともご努力をお願いします。またこれは定期接種ではなく法的には任意接種ということになるんだと思います。しかしこれ定期接種に準じた事務が求められると私は思います。この助成を受ける手続きについてどのように考えているのか伺います。 ○委員長(内田裕美子君) 子ども課長。 ◎子ども課長(中島誠君) 手続きに関してですけれども、3月末に対象となります児の保護者へ個人通知を予定しております。あとは保護者の方は個人通知のほうを受け取ってもらいまして、接種を希望する場合には母子健康手帳を持参していただきまして、保健センター子ども課の窓口へおいでいただきまして予診票を受け取っていただきます。その後、予診票を受け取った保護者は市内の指定医療機関に電話予約を入れていただきまして、接種を受けるというような流れになっております。  以上、答弁といたします。 ○委員長(内田裕美子君) 窪田行隆君。 ◆委員(窪田行隆君) 個人通知をしていただけるということで、非常にすばらしいことかと思います。コール、接種勧奨とまでは言いませんが、通知を全対象者にしていただけるということ非常にすばらしいことであると思います。希望者というお言葉が今ございましたが、未接種者に対するフォローいわゆるリコール、ここまでは考えていらっしゃらないのでしょうか。 ○委員長(内田裕美子君) 子ども課長。 ◎子ども課長(中島誠君) おたふくかぜワクチンに関しましては、副反応もあるというふうに言われておりますので、その辺、保護者のほうの判断にもよって希望者に受けていただくというような形になるかと思います。またこの副反応ですとか、受けることによっていろいろな、男性では精巣炎ですとか、女性では卵巣炎というような形で合併症もあったり、それを防げたりということもあるんですけれども、それに関しては窓口に来ていただいたとき、もしくは健診等の機会を使いまして周知のほうはしていきたいというふうに考えます。  以上、答弁といたします。 ○委員長(内田裕美子君) 窪田行隆君。 ◆委員(窪田行隆君) なかなか予防接種というのは、本来難しいものですが、総合的なフォローと対応をお願いいたします。  続きまして130ページ母子保健事業の中で、新規事業シート21ページに産前産後サポート事業の記載がございます。予算としては131ページの謝礼と消耗品費の一部を充てるということかと思います。交流の場と骨盤体操やベビーダンス体験等ございますが、どのような形で開催するのか、また回数をどのように考えているかお願いをいたしたいと思います。 ○委員長(内田裕美子君) 子ども課長。 ◎子ども課長(中島誠君) お答えいたします。  産前産後サポート事業に関しましては、委員のおっしゃるとおり来年度から新規事業として実施をいたしますが、出産を控える妊婦と産後の母親の交流の場をつくりまして、産後の母親には骨盤体操ですとかベビーダンス、これを体験していただきまして産後の体調の回復促進とストレスの解消の場というふうにしていただくように考えております。またこれ、やっている時間が短時間というふうになるんですけれども、子供を預けていただきまして製作活動等も行って、リフレッシュできる時間というふうにもしたいというふうにも考えております。実施回数につきましては年間6回を予定しております。  以上、答弁といたします。 ○委員長(内田裕美子君) 窪田行隆君。 ◆委員(窪田行隆君) 年間6回ということでご答弁いただきました。子供は年間とおして産まれますので実施の時期、可能であれば回数を増やす等、タイミングよく必要な妊産婦にその場を提供できるように今後ともご検討、拡充をお願いいたします。  続きまして135ページ、地域猫事業支援補助金23万円について伺います。9月議会の一般質問で犬・猫に対する不妊、去勢のことについて質問させていただいたのですが、そのご答弁の中で地域猫に対する不妊、去勢事業を民間基金を活用して進めている旨をお答えいただいておりました。さらに一歩進める形でこれを推進するための新規事業ということで、その場でも検討しているというご答弁をいただいていたわけですが、この予算事業シートに補助対象はこの事業に関わってくれる動物愛護団体ということになるんだと思いますが、どのような役割をもって関わってくれる、どのような団体を対象に考えているのかお伺いします。 ○委員長(内田裕美子君) 環境課長。 ◎環境課長(高桑一美君) お答えさせていただきます。  本市では飼い主のいない猫対策事業という形で平成30年11月に公益財団法人どうぶつ基金の協働団体として登録させていただいて、猫のTNR事業を実施しているところです。委員ご質疑のどんな団体というお話をさせていただきます。まずはNPO法人であるということと、市と地元住民と協働で地域猫事業を実施する団体。それとどうぶつ基金の発行するTNRチケットを用いて野良猫対策として不妊治療を実施する団体であるということが前提となっております。内容的には例えば公益財団法人のほうで出しているチケットの対象とならない治療費、いわゆる抗菌剤とか概ね200頭分を予定しておりますので合計23万円を予定しております。  以上でございます。 ○委員長(内田裕美子君) 暫時休憩いたします。                                    午後3時01分休憩 ────────────────────────────────────────────  午後3時17分再開 ○委員長(内田裕美子君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ──────────────────────────────────────────── ○委員長(内田裕美子君) 窪田行隆君。 ◆委員(窪田行隆君) ご答弁ありがとうございました。  かなり専門的な経験能力を持った団体でないと対応できないのかなと感じました。となりますと、そういった団体が市内また近県等にあるのか、具体的な協力関係を結べる団体のめどが立っているのかお伺いします。
    ○委員長(内田裕美子君) 環境課長。 ◎環境課長(高桑一美君) お答えさせていただきます。  県内には公益財団法人どうぶつ基金の登録団体として登録されているのが、NPO法人群馬わんにゃんネットワーク、群馬県ではこの1団体になっています。隣の埼玉県では3団体、茨城2団体、東京都1団体でございます。  以上でございます。 ○委員長(内田裕美子君) 窪田行隆君。 ◆委員(窪田行隆君) ありがとうございました。  次に135ページ、再生可能エネルギー導入基礎調査委託料209万円。総務費では木質バイオマス発電がございました。ちょっと2万キロワットが2,000キロワットということでございましたけれども、2,000キロワットでも立派な発電ができればすばらしいことでございます。こちらは小水力発電ということになるかと思います。ゼロカーボンシティを目指して市長と担当課の意気込みが伝わってまいります。小水力につきましては、以前、農業用排水路などを利用したマイクロ水力発電に取り組み、防犯灯を付けたり生徒の環境学習の教材としたりして一定の成果を得たということがございました。これはいわば実験的なものだったわけですが、今回は調査の結果にもよりますが、より実用レベルのものを目指すということでよいのか基本的な考え方をお伺いします。また、調査の委託先についてもお知らせください。 ○委員長(内田裕美子君) 環境課長。 ◎環境課長(高桑一美君) お答えせていただきます。  再生可能エネルギー導入基礎調査委託料につきましては、市内の水資源を有効活用した再生可能エネルギーの導入を推進するため、水力発電事業の実現に向けた調査検討を行い、地域の特性を踏まえた事業計画を策定するものでございます。水力発電として期待できる農業用ため池や砂防堰堤などの地点で事業の可能性調査を行います。また、この事業については県事業を活用して調査を実施します。また事業概要については、概略設計、発電使用水量の検討、水位位置や放水位落差の検討、水路ルートの検討などの基礎調査を実施するものでございます。  委託先については、まだ検討中でございます。  以上です。 ○委員長(内田裕美子君) 窪田行隆君。 ◆委員(窪田行隆君) 多角的な再生可能エネルギーが市内で確保できるということで結果を待ちたいと思います。  続きまして136ページ。これも再生可能エネルギーでございます。住宅用再生可能エネルギー設備等設置費補助金1,190万円。家庭用太陽光発電システムについては拡充ということになるのかと思いますが、これまでは家庭用太陽光発電システムとリチウムイオン蓄電池は同時設置が条件でございました。予算事業シート23ページでは、今後、家庭用太陽光発電システムがついていればリチウムイオン蓄電池、LED照明器具単体でも補助するということでございます。今後、市内での固定価格買取りの終了の件数が増えてくるということに対応しての事業なんだと思いますが、市内での民間の固定価格買取りの終了の推移といったものが個人用また事業用含めて分かれば伺います。 ○委員長(内田裕美子君) 環境課長。 ◎環境課長(高桑一美君) お答えさせていただきます。  FIT法の終了については平成21年度から始まっておりますので、令和元年11月には118件が住宅用として終了をしております。令和2年11月には133件がFIT法の買取りが終了というような形になっております。令和3年11月には345件というような形で保証金ベースではFIT法の終了となっております。  以上でございます。 ○委員長(内田裕美子君) 窪田行隆君。 ◆委員(窪田行隆君) そうしますとかなりのこの事業への需要というのもある程度予想されます。まだまだリチウムイオン蓄電池は高価な商品でございますので、その辺がネックになるのかと思いますので、リチウムイオン蓄電池単体設置に対しても補助を行うというのは、すばらしいことかなと思います。リチウムイオン蓄電池を単体設置した場合の補助額の上限をお伺いします。 ○委員長(内田裕美子君) 環境課長。 ◎環境課長(高桑一美君) 上限については単体の場合は5万円となっております。  以上です。 ○委員長(内田裕美子君) 他にご質疑はありませんか。  橋本新一君。 ◆委員(橋本新一君) 134ページ、環境対策費第12節委託料のまず河川水質分析委託料についてお伺いします。この委託料については、平成29年度には河川水質分析と鮎川水質分析と別々の予算で計上されておりましたけれども、平成30年度から河川水質分析となっております。改めて調査河川名と調査内容についてお伺いします。  また、委託期間は6月から3月までとなっておりますが、調査回数が何回行われているのかお伺いいたします。 ○委員長(内田裕美子君) 環境課長。 ◎環境課長(高桑一美君) お答えさせていただきます。  河川の水質調査につきましては、河川名については9河川、鮎川、三名川、三波川、中島川、猿田川、荒沢川、温井川、笹川、中川の9河川を実施しております。これにつきましては、藤岡市環境基本条例第15条に基づく施策調査でございます。調査項目については、生活環境基準項目について9項目、健康項目については5項目、農薬項目については3項目、その他調査、鉄分の調査とか伝導率の調査を含めた中で8項目を行っております。回数につきましては、夏場の8月と12月の2回を予定しております。  以上です。 ○委員長(内田裕美子君) 橋本新一君。 ◆委員(橋本新一君) この調査場所について、ゴルフ場については前回6か所ということで言われておりましたが、今回ゴルフ場の水質については調査はしていないのでしょうか。  それと期間なんですけれども、8月と12月ということでございますけれども、例えばその間に許容範囲を超えるような異常数値が計測された場合、測らないのだから計測されるわけではないのですけれども、そのときの対応、またそういう事例があったのかどうかお伺いいたします。 ○委員長(内田裕美子君) 環境課長。 ◎環境課長(高桑一美君) ゴルフ場については前と変わらずに測定はしております。あと異常値があった場合の対応につきましては、今のところ特にものすごい異常値があったというのは確認できておりませんので、今年の調査結果を見ても12月の中川のBODが超過したというのがある程度でございます。  以上でございます。 ○委員長(内田裕美子君) 橋本新一君。 ◆委員(橋本新一君) 異常はなかったということでございますけれども、河川汚濁ということでBODになりますか、SSになりますか、そのことについての苦情等あったでしょうか、その辺をお伺いいたします。 ○委員長(内田裕美子君) 環境課長。 ◎環境課長(高桑一美君) お答えさせていただきます。  BODについては、河川の一般的な汚濁を示す数値でございますので、この辺について苦情等があったという記憶はありません。  以上です。 ○委員長(内田裕美子君) 橋本新一君。 ◆委員(橋本新一君) 私、漁業組合の役をしておるのですが、河川汚濁で大量の魚が死んだというような事例が発生しておりますので、今改めて聞いたんですけれども市のほうには報告がないんだということでございますので、これは私のほうから申し上げておきます。実際、河川工事で汚濁水が出て魚が死んだという事例がございますので承知おきください。  次に、同じ委託料ですが埋土調査委託料についてお伺いします。平成30年から予算計上されておりますけれども、調査場所と調査をしなければならない事由についてお伺いいたします。 ○委員長(内田裕美子君) 環境課長。 ◎環境課長(高桑一美君) 埋土調査委託料につきましては、公害事件等発生のための予算措置でございます。実績については平成29、30年度となかったのですが、平成28年度に1か所あって調査をさせていただいたことがあります。  以上です。 ○委員長(内田裕美子君) 橋本新一君。 ◆委員(橋本新一君) そうしますと、調査場所についてはどちらか決まっていないのですか。その都度ということでございますか。 ○委員長(内田裕美子君) 環境課長。 ◎環境課長(高桑一美君) お答えさせていただきます。  公害事件が発生しないと動きようがないものですから、予算措置をさせていただいていると。要は急に公害があった場合の対応をさせていただいているというような状況でございます。  以上でございます。 ○委員長(内田裕美子君) 橋本新一君。 ◆委員(橋本新一君) 次に同じ委託料でございますが、クールチョイス推進事業委託料についてお伺いいたします。これは国庫補助金を受けての事業でありますけれども、前年度予算では470万7,000円ということでございましたけれども、本予算では約100万円減の約370万円になっておりますけれども、前年の内容と成果、そして本年度の内容と減額になった理由についてお伺いいたします。 ○委員長(内田裕美子君) 環境課長。 ◎環境課長(高桑一美君) クールチョイス事業については地球温暖化対策の施策として、市民への温暖化対策普及啓発運動において、賢い選択を促す普及啓発活動を環境省が支援するものでございます。今年度の成果につきましては、今年度の9月から2月にかけてマイバック持参普及啓発運動、要はレジ袋削減キャンペーンを行いました。エコドライブ講習会これは9月21日と11月23、24日に道の駅ららん藤岡で行っております。エコカー普及啓発のための試乗会、これは水素自動車を埼玉県から借りてきて行って、9月21日、11月23、24日と行いました。それと地球温暖化VR体験動画これにつきましては9月21日と同じ11月23、24日で行いました。それとライトダウンキャンペーンも実施をさせていただきました。要は100万円を減額となった理由というのは、いわゆる今年やった総合PRを含め、3者から見積もりを取って若干下がったというのが現状でございます。今のところ予定しているのは、委託料については369万4,000円ですが、この予算で国の支援を受けて実施したいと考えております。内容については前年同様に考えております。  以上です。 ○委員長(内田裕美子君) 他にご質疑はありませんか。  中澤秀平君。 ◆委員(中澤秀平君) 130ページ、健康づくり推進事業かと思いますが、今新型コロナウイルスが感染拡大をしていまして藤岡市でも春休みまで一斉休校ということになりましたが、来年度以降もこの新型コロナウイルスの影響があることが予測されると思います。まだまだ収束の見込みがない状況だと思いますが、来年度予算においてはこの新型コロナウイルスの藤岡市での検査体制などについてはどのように考えているか伺います。 ○委員長(内田裕美子君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(鈴木伸生君) お答えいたします。  委員おっしゃるように新型コロナウイルスの収束についてはまだまだ見込みが立たず、専門家会議の中ではかなり長期間に及ぶのではないかというふうな意見も出されているようですが、とりあえず3月19日に次の考え方を示すということで、それを見てみたいなというふうに思っておりますが、我が市における検査体制におきましては、そういった疑われる症状が発生した場合には県の保健福祉事務所を通じて、現実的には公立藤岡総合病院に受診していただき、検体を研究所に送って検査をしていくというような形になろうかと思います。そういったことが起きないでいただければ一番ありがたいなというふうに思いますが、起きても大丈夫なように万全な体制は整えていきたいなというふうに思います。  以上、答弁といたします。 ○委員長(内田裕美子君) 中澤秀平君。 ◆委員(中澤秀平君) ありがとうございます。  検査体制について確保していくということだと思いますけれども、今現在の検査希望者また検査実施者数が分かりましたらお願いします。 ○委員長(内田裕美子君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(鈴木伸生君) 藤岡市における検査者数等については、今のところ数字を持ち合わせておりません。申し訳ございません。 ○委員長(内田裕美子君) 健康づくり課長。 ◎健康づくり課長(荒川要一君) お答えいたします。  県のほうで検査を実施しております。保健所のほうへ行って、保健所のほうから公立藤岡総合病院のほうへ行って検体を出すんですけれども、うちのほうでは特にその件数というのは把握してございません。 ○委員長(内田裕美子君) 中澤秀平君。 ◆委員(中澤秀平君) 把握していないということですが、市内でも不安に思われる方、多数いらっしゃると思います。是非、希望者が検査をまずは受けることができる体制というのを是非確保していただきたいと思います。  132ページ、続いて母子保健事業の委託料。産後ケア事業委託料についてお伺いいたします。この産後ケア事業の昨年度と今年度の利用人数、また来年度予算での利用者の見込みについてお伺いをいたします。 ○委員長(内田裕美子君) 子ども課長。 ◎子ども課長(中島誠君) お答えいたします。  産後ケア事業の利用者につきましては、平成30年度新規事業として開始をしておりますが、平成30年度の利用につきましては公立藤岡総合病院の2名という形になっております。今年度なんですけれどもまだ終了しておりませんが、公立藤岡総合病院のほうで6人の利用がございました。また今年度なんですけれども、県のほうの総合の契約のほうで実施できる市町村のみとなりますけれども、県立小児医療センターこれが宿泊型も含めて契約のほうしております。こちらのほうは県立小児医療センターで出産をされた方が利用するというような状況で、今のところこのセンターでの利用はない状況です。  来年度の利用見込みなんですけれども、予算計上をさせていただいたのがデイサービス、日帰りの利用については10人を見込んでおります。また宿泊型につきましては1泊2日を5人、2泊3日を3人というふうに見込んでおります。またそれに連泊加算、3泊目からの加算に関しても予算のほうは計上させていただいております。また多胎児加算、双子以上のものになりますけれどもデイサービスが3人、同じく多胎児加算宿泊型が3人を見込んだ予算計上というふうになっております。  以上、答弁といたします。 ○委員長(内田裕美子君) 副市長。 ◎副市長(高橋厚君) 誤解があるとまずいので、先ほど新型コロナウイルスの関係で中澤委員からお話があったんですけれども、情報は全て県で一元管理しています。ですから公立藤岡総合病院で4件やった5件やったというのは全て藤岡保健福祉事務所を通じて県に上がっているんですね。ですから県が前に、山本知事が全ての指定感染病院で20名の方が入院しているとか、それは全て県が発表することになっています。それで藤岡市には公立藤岡総合病院から直接は連絡来ないんですね。仮に藤岡市で発生した場合には、太田市で今回ありましたけれども、県の保健予防課から太田市の保健福祉事務所に行って、そこから太田市に連絡があったんですね。そのときに遅いとか早いとか、20分県のほうが早く発表したとかという混乱がありましたけれども、そんな形でなっていますので藤岡市で感染者が出たということになれば連絡があるんですけれども、それに対する体制というのは本部で整えていますけれども、直接的には情報は全て管理は県がするということなんですね。ですから、本当に熱が出てどうかという場合には保健福祉事務所を通じて藤岡市内の場合だと公立藤岡総合病院を紹介されますので、そこが外来やっていますので、そんな形で市民の皆さんには調子が悪ければ37.5度以上で4日間以上熱があれば、藤岡保健福祉事務所あるいは24時間県の保健予防課で受けていますので、そこに連絡していただければ全て一元管理でそのような形で紹介してくれていますので、藤岡市役所で何人、公立藤岡総合病院で検査を受けて、今陽性はいないですけれども、それが今何人陰性になったというのは直接的には連絡はないんです。そんな仕組みになっていますので、県のほうで情報がいろいろ変な形で伝わるのはまずいということで、全ているも出るも県のほうでやりますよということで県の保健予防課が情報管理をしています。  以上です。 ○委員長(内田裕美子君) 中澤秀平君。 ◆委員(中澤秀平君) ありがとうございます。  検査のことで藤岡市は把握できる体制にないというか、そういった仕組みじゃないんだということなんだと思いますけれども、県のほうで数を把握したものというのは藤岡市に報告はあるということなんですか。その都度というか、ある一定の期間で。 ○委員長(内田裕美子君) 健康づくり課長。 ◎健康づくり課長(荒川要一君) 報告はございません。県のホームページで確認をさせていただいております。  以上です。 ○委員長(内田裕美子君) 中澤秀平君。 ◆委員(中澤秀平君) 市民の不安というのは多分、どれだけの人が検査しているかとかいないとか感染があるかないかというのは、検査をまだしていない段階で何も分からないというのが不安なのではないかというふうに思うんですね。検査が6万5,000人の人口の中で何パーセント検査をしたから、例えば80%以上検査をして感染者が見つからなかったというのであれば非常に安心感が高いと思いますが、検査がほとんど行われていなくて感染者がいないとなるとこれは何も分からない状態ですので、不安が募るということだと思うんですね。やはり検査というのは希望者が検査できる体制、そしてどれくらい検査がされていて、感染者が出ていないのかというような情報は、1つの市民の安心の判断材料になると思いますのでお伺いをさせていただきました。  母子保健事業のことでお答えいただきましてありがとうございます。この産後ケア事業の対象の方は、産後4か月未満の母子というふうになっていますが、産後4か月未満に限定されているのはなぜなのでしょうか。 ○委員長(内田裕美子君) 子ども課長。 ◎子ども課長(中島誠君) お答えいたします。  対象者を産後4か月未満の母親と乳児というふうにさせていただいているんですけれども、これの理由につきましては家族等から十分な家事、育児などの援助が受けられない者、また産後に心身の不調または育児不安がある者という方を対象に考えております。それに加えまして、特に支援が必要と認められる方に関しても利用いただきたいというふうに考えております。  以上、答弁といたします。
    ○委員長(内田裕美子君) 中澤秀平君。 ◆委員(中澤秀平君) 家族の支援が受けられないという方をということなんですが、産後4か月未満ですと例えば、出産のために実家に帰ったりして実家での生活でサポートが受けられる状態の方も多いかというふうに思います。むしろこの産後4か月、5か月以降の方が自宅に戻られて生活を始めたというところで育児の悩みなど思い詰めてしまうということもあるのではないかというふうに思います。4か月未満では短すぎるのではないかというふうに思いますが、必要と認められる方に対しては利用も認められるということなんですが、そういったホームページにはこの事業については4か月未満というふうに書いてありますので、なかなか支援が必要な方に諦めてしまうようなこともあるかと思いますが、必要な方には受けられるというようなことで丁寧に説明をしているようなことはあるのでしょうか。 ○委員長(内田裕美子君) 子ども課長。 ◎子ども課長(中島誠君) 私の説明の仕方がちょっと悪かったのですけれども、利用期間に関しては、産後4か月未満に7日間の中で利用をいただくというような形で、先ほどその他特に支援が必要と認められる者というふうなこと申し上げましたけれども、対象者として受けていただいたほうがいいのではないかという方がいらした場合には勧めるというような状況です。産後4か月より越えてしまった方に関しては、この事業に関しては受けられない状況なんですけれども、また利用の状況と今後の要望等も把握しながら今後の事業に関しては、検討を進めていきたいというふうに考えます。  以上、答弁といたします。 ○委員長(内田裕美子君) 中澤秀平君。 ◆委員(中澤秀平君) あくまで産後4か月未満の母子ということで対象が限られてしまうわけなんですが、予算としては前年と比べても拡充がされているように思います。先ほど答弁あったように1泊2日5人、2泊3日で3人で、日帰りの方が10人一応想定はされているということですので、予算にあった構えというか対象拡大してより多くの産後ケアが必要な方に届くような制度とするべきだというふうに思います。  続いて136ページの新エネルギー対策推進事業の住宅用再生可能エネルギー設備等設置費補助金、先ほども窪田委員のほうから質疑がありましたが、この事業の実績についてお伺いをいたします。今年度も含めまして、直近の5年間の実績について補助件数お願いします。 ○委員長(内田裕美子君) 環境課長。 ◎環境課長(高桑一美君) 平成27年度については96件、平成28年度108件、平成29年度90件、平成30年度97件、年度途中ですが今年度については52件になっております。これ2月20日現在です。  以上でございます。 ○委員長(内田裕美子君) 中澤秀平君。 ◆委員(中澤秀平君) 5年間ということで5年前のところからお伺いをしたわけなんですが、平成27年度は1キロワット当たり2万円の補助に切り替わって補助上限が8万円に切り替わった年です。その年から約90件から100件で推移してきたものが、今年度は52件ということで約半分くらいになっていると思います。大幅に減っているように感じるんですが、申請の方法などに変化があったのかお伺いいたします。 ○委員長(内田裕美子君) 環境課長。 ◎環境課長(高桑一美君) 平成30年度までについては、家庭用太陽光発電システムのみでございました。今年度から家庭用太陽光発電システムとリチウムイオン蓄電池をあわせて、それとあとLED照明器具の単体でございます。ざっくりお話しますと、単価的には補助金の交付単価は変わらないのですが、いわゆる家庭用太陽光発電システムとリチウムイオン蓄電池を両方載せると200万円ぐらい。200万円ちょっとと高価なものですから、なかなか申請件数が増えていかないというのが現状でございます。  以上です。 ○委員長(内田裕美子君) 中澤秀平君。 ◆委員(中澤秀平君) 申請方法については変化なしで推移しているのでしょうか。お伺いいたします。 ○委員長(内田裕美子君) 環境課長。 ◎環境課長(高桑一美君) 申請方法に変わりはありません。 ○委員長(内田裕美子君) 他にご質疑はありませんか。  湯井廣志君。 ◆委員(湯井廣志君) 135ページ、先ほど窪田委員が質疑いたしました地域猫事業支援補助金ですが、私、毎日庚申山のほうへ行っていてかなり猫が相変わらずたくさんおります。その中で、時期になると盛りがきてキャーキャーうるさいわけですよね。そういう中で、去勢なり不妊手術をしてくれるのは非常にありがたい話なのですが、そうした後またここへ戻されたのでは困るんですよね。ですからそのしたものを殺処分なり、ある程度のことをしてそこには戻らないような方法をしてもらわなければ、相変わらずここに野良猫が住み続けるわけですよね。それをどこまで考えているのかお伺いいたします。 ○委員長(内田裕美子君) 環境課長。 ◎環境課長(高桑一美君) 先ほどもお話させていただきましたが、今現在は野良猫対策としてTNRという形でトラップをしてニューター、元に戻してリターンというような形をとらさせていただいております。いわゆる動物愛護管理法では、飼い主の責務として迷惑防止とか終生飼育とか繁殖の制限とか感染症予防とかが法律で義務付けられており、要は動物虐待にあたる行為は法律で禁止をされております。また動物愛護管理法を所管しているのが県でございますので、また県と相談しながらよりよい方法を検討していきたいと考えております。  以上です。 ○委員長(内田裕美子君) 湯井廣志君。 ◆委員(湯井廣志君) 言葉のあやで殺処分なんていうのは私の方は考えておりませんので、かわいがっていただいて処分していただければありがたいと思っております。  もう一点だけお伺いしたいのですが、141ページの資源ごみ集団回収事業補助金というのが1,000万円ここに計上されているのですが、この資源ごみ以前から1件大体100円で地域に渡しているわけですが大体年間で1,800万円、1,900万円の買収益がこれはあるわけですよね。結構地域では、この資源ごみ監視員の人たちに手当てというのが相当出ているんです。私の地域でも大体10万円ぐらい補助金がいただけて、監視員の人たちに30万円くらい支払わなくてはならない。そういう中でこの1,000万円という額、1,800万円、1,900万円の買収益があるわけですから、その買収益をもう少しこちらの補助金に回していただければありがたいのですが、もう今年度よりも来年度からそういう考えをしてくれるのかお伺いいたします。 ○委員長(内田裕美子君) 清掃センター所長。 ◎清掃センター所長(梶山篤也君) お答えします。  まず、ごみ分別指導管理委託料ということで277万円というのを各行政区の区長さんのほうに契約をしまして支払っております。金額のほうの根拠につきましては、1世帯当たり100円ということで世帯数を掛けた金額がその行政区の世帯数によりまして決まってきます。委員さんが先ほどおっしゃられた資源ごみ集団回収事業の補助金というのは、これは今藤岡市のほうに登録されている101団体あるんですけれども、昔からやっている資源ごみの廃品回収ですね。廃品回収なんです。廃品回収を1キロ当たり8円という形で重量に8円を掛けまして、来年度につきましては1,094万7,000円という支出を考えております。ですから是非湯井委員さんのお近くですとか、そういった団体さんも是非登録をしていただいて、そういった資源ごみ集団回収事業補助金というのをいただくというのも1つの方法かなと、そのように考えております。  以上でございます。 ○委員長(内田裕美子君) 他にご質疑はありませんか。  茂木光雄君。 ◆委員(茂木光雄君) 128ページです。保健衛生総務費の中の多野藤岡医療事務市町村組合負担事業ですね。この中の交際費負担金が5億6,277万円というふうにありますけど、これ前年対比で5,000万円ぐらい負担金が減っているのではないかなと思うんですけれども、この減った理由をお願いいたします。  それと一番下の感染症医療費負担金というのが98万6,000円というふうにあるんですけれども、この感染症医療費負担金のことについて詳しく説明をしていただきたいと思います。 ○委員長(内田裕美子君) 暫時休憩いたします。                                    午後3時58分休憩 ────────────────────────────────────────────  午後4時00分再開 ○委員長(内田裕美子君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ──────────────────────────────────────────── ○委員長(内田裕美子君) 健康づくり課長。 ◎健康づくり課長(荒川要一君) 大変お時間をとらせまして申し訳ありません。  交際費につきましては、平成26年度の放射線の画像情報システム元利償還が終了したことに伴いまして減額になっております。また感染症医療費につきましては、平成30年度の実績に基づきましてやっておりまして、やはり減額になっております。  以上、答弁といたします。 ○委員長(内田裕美子君) 茂木光雄君。 ◆委員(茂木光雄君) 交際費の負担金が減額になったのは放射線の関係の機械の償還が終わったので、5,000万円ぐらいは確実に藤岡市の負担金が減っていくということなんでしょうね。それは分かりました。  感染症医療費の負担金というのはなぜかなというふうに思ったんですけれども、昨年度は273万というふうな形の中でやって、私の理解ではこの感染症医療の負担金というのは、藤岡市の中で感染症関係のそういった対策の中で藤岡市として負担をする。いわゆる公立藤岡総合病院のその関係、今回新型コロナウイルスの関係で受け入れるのは、こういった形の中で藤岡市もその感染症に対するそういった補助というか負担をしているということなんでしょうから、この去年よりもこんなに負担を減らせる理由というのはそこはなぜこういうことになるのか、逆じゃないかなと思うんですけれども、感染症が先ほどの話だと県の検査機関のほうで保健所を通じてやるということですけれども、検体を採ったりなんだかんだするのは公立藤岡総合病院のはずですし、なぜこの負担金がこの100万円を割り込むようなことで計上されているのか。その辺ちょっと詳しくお願いいたします。 ○委員長(内田裕美子君) 暫時休憩いたします。                                    午後4時03分休憩 ────────────────────────────────────────────  午後4時05分再開 ○委員長(内田裕美子君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ──────────────────────────────────────────── ○委員長(内田裕美子君) 健康づくり課長。 ◎健康づくり課長(荒川要一君) たびたびお時間いただきましてすみません。  感染症医療費につきましては、感染症医療費にかかるもので今回のものとは関係ないので、平成30年度の実績に基づいて額を決めております。その額につきましてはまたお示しさせていただくことでよろしいでしょうか。 ○委員長(内田裕美子君) 他にご質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり) ○委員長(内田裕美子君) お諮りいたします。質疑もないようでありますので、質疑を終結いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) ○委員長(内田裕美子君) ご異議なしと認めます。よって、第4款衛生費について質疑を終結いたします。  暫時休憩いたします。                                    午後4時06分休憩 ────────────────────────────────────────────  午後4時07分再開 ○委員長(内田裕美子君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ──────────────────────────────────────────── ○委員長(内田裕美子君) 第5款労働費について質疑に入ります。ページは149ページであります。ご質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり) ○委員長(内田裕美子君) お諮りいたします。質疑もないようでありますので、質疑を終結いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) ○委員長(内田裕美子君) ご異議なしと認めます。よって、第5款労働費について質疑を終結いたします。  第6款農林水産業費について質疑に入ります。ページは150ページから165ページであります。ご質疑はありませんか。  茂木光雄君。 ◆委員(茂木光雄君) 162ページです。林業振興費の中の林地台帳整備委託料199万1,000円それと森林所有者意向調査委託料215万円これの委託先ですね。  それと次のページの負担金補助及び交付金の中の森林整備担い手対策事業補助金193万4,000円と間伐材生産促進事業補助金50万円あります。この補助金はどちらのほうに支給されるものなのか、その目的について伺います。 ○委員長(内田裕美子君) 農林課長。 ◎農林課長(原直樹君) ご質疑にお答えしたいと思います。  まず最初に委託料の方ですが、林地台帳整備委託料でございますが、委託先につきましては今年度は国土地図株式会社というところに委託をしております。また森林所有者意向調査委託料につきましては、今年度につきましては多野東部森林組合のほうに委託をしております。  続きまして森林整備担い手対策事業補助金でございますが、こちらの補助金につきましては林業従事者の福利厚生の充実を図るため、雇用主が負担する中小企業退職金共済、厚生年金等の加入に対する経費の一部助成を行う県単事業でございます。これは市町村が県の10分の5の補助に対しまして、10分の1以上を上乗せして補助金のほうを交付して行っております事業でございます。今年度この補助金のほうにつきましては、多野東部森林組合のほうに補助金のほうを交付しております。  また続きまして、間伐材生産促進事業補助金でございますが、この事業は材価の低迷もあり、搬出が進まない間伐材を土場から市場へ運搬する経費に対して補助するものでございます。補助金額は1立方メートル当たり定額1,000円を実績に基づきまして、市単独費で補助しておるものでございます。今年度につきましては、多野東部森林組合へ補助金のほうを交付しております。  以上でございます。 ○委員長(内田裕美子君) 茂木光雄君。 ◆委員(茂木光雄君) これらの財源は森林環境贈与税の活用事業というか、今回この森林経営管理制度におけるこういった中での事業の一貫だと思いますけれども、まずこの林地台帳というのは、現在の市が持っているこの林地台帳というのは今どういったものを市のいわゆる農林課のほうでは持っているのか。それがどのような調査並びに、この調査を実施してというふうな形になりますけれども、どのような調査が行われて、どういった形で整備をされてくるのか伺います。それとそういった調査をする中で、この森林所有者意向調査を委託をするということですけれども、森林所有者のいわゆるこういった調査というのは、土地が森林のその場所なり、そういった台数が確定していないことには、その森林所有者の意向を確認することができないと思うんですけれども、この辺の意向調査を並行してやっていくというのは果たして効果なり、そういった中で役立つのかどうかお願いいたします。 ○委員長(内田裕美子君) 農林課長。 ◎農林課長(原直樹君) お答えさせていただきます。  まず林地台帳整備委託料でございますが、これに関しましては市町村が森林の所有者や林地に関する情報等を整備・公表する林地台帳制度というものが創設された関係でございまして、それを平成30年度に整備のほうをさせていただいております。今年度よりさらに情報のほうが更新された部分や新たな状態を毎年更新していくための整備費として林地台帳のほうは整備のほうさせていただいております。  また森林所有者意向調査につきましては、まずは林地境界のほうが不明瞭な森林のほうが多い、場所につきましては多いですが、まずは森林所有者の方が自分で森林のほうを整備されていくのか、または市のほうに整備のほう委託するのかといった、まずはその部分に関しましての意向調査のほうを今年度より実施しております。そのため今後、林地境界を定めたりとかそういったことも今後必要になってくるわけでございますが、それはまた別のこととしまして進めていく予定でございます。  以上でございます。 ○委員長(内田裕美子君) 茂木光雄君。 ◆委員(茂木光雄君) この林地台帳の整備というものがまず一番最初にその現状調査して、恐らくドローンとかそういうので、この前県のこういった説明会なんか行きますと県の環境森林部というのはなんかそういう形で境界の確定を早急に急ぐ、そしてその際にどれだけの森林の材料を持っているのか分かるということだから、まずこの林地台帳の整備を最優先でやってからでないと、森林所有者の先ほどの答弁のとおり境界がまだ不明確な点がある、また私前回市有林の関係なんかも質問しましたけど、市有林の境界だって明確なまだあれができていないというふうな状況の中で、なぜ森林所有者の意向を委託をしてやるのかなと。それならばむしろ市の担当の農林課の職員も一緒に同行して行きながらやらないと、この林地調査としっかりタイアップして、1回の中で事業が完結していくというそういう成果がなかなか認められないと思いますけれど、市としては丸投げで林地台帳の整備と森林所有者の意向確認というのをもう全部セットで来年度投げちゃって、それでその結果が出てくるのをただ待っているというふうなそういう状況なんでしょうかね。 ○委員長(内田裕美子君) 農林課長。 ◎農林課長(原直樹君) お答えさせていただきます。  林地台帳整備につきましては、パソコンへの反映をしましてデジタルデータのほうで処理をさせていただいている関係がありますので、なかなか職員ですと専門的分野になりますので委託のほうをさせていただいております。また森林所有者意向調査につきましては、同時にこちらのほうは登記簿上の所有者のほうに対しまして意向調査のほうを開始しておりますが、中には何世代も前で相続等の手続きが済んでいない物件も森林には数多くありますので、そちらのほうに関しましては職員が同時並行で対応のほうをして進めているところでございます。  以上でございます。 ○委員長(内田裕美子君) 茂木光雄君。 ◆委員(茂木光雄君) この森林環境の整備促進については、国がとにかく日本のこの森林を活かした国づくりということで、本当に力を入れて今こういった環境税なりそういうことを市町村に下ろしてきているんですけれども、それを受ける側としてしっかり認識して体制を整えておかないと本当の意味でこの藤岡市の林業再生というのは生きないと思います。
     それと最後にこの間伐材の生産促進事業というふうにありますけれども、この林業を目指す人への研修というのは本来市が受け持ってやるべきことではないかな思うんですよね。そういった森林整備担い手対策事業の補助金というふうにありますけれども、その中には林業を目指す人への研修というか、そういったものというのは項目に入ってこないんですか。 ○委員長(内田裕美子君) 農林課長。 ◎農林課長(原直樹君) お答えさせていただきます。  森林整備担い手対策事業につきましては、あくまでも雇用主が負担する中小企業退職金共済、厚生年金等の加入に対する経費の一部助成でありまして、研修等のそういった項目につきましては補助の対象外となっております。  以上でございます。 ○委員長(内田裕美子君) 茂木光雄君。 ◆委員(茂木光雄君) せっかく森林環境税が倍額になるほどこうに地方に下ろしてくるというふうな形の中で第24節の積立金、森林環境譲与税基金積立金というふうな形で2,482万9,000円ありますけれども、これなんのために基金にこんなに大きな金額というものを積み立てなくてはいけないのですか。 ○委員長(内田裕美子君) 農林課長。 ◎農林課長(原直樹君) お答えさせていただきます。  今後、先ほど委員おっしゃられたとおりに森林にはやはり境界が未確定な部分が多々ありますので、今後はその辺の境界確定の部分にお金のほうが大分かかっていくことが想定されますので、そのために今現在はちょっと積み立てのほうをさせていただいて、今後このお金を活用しまして、その辺のことを進めまして事業のほうを進めていきたいと考えております。 ○委員長(内田裕美子君) 他にご質疑はありませんか。  針谷賢一君。 ◆委員(針谷賢一君) 鳥獣対策事業ということでページが163から164にかけてですけれども、まず第1節の報酬です。鳥獣被害対策実施隊員報酬この辺のちょっと説明、それから説明の第12節の鳥獣被害対策事業委託料これの説明と、もう1つ、鳥獣被害防止総合対策事業補助金この3つのちょっと説明をお願いします。 ○委員長(内田裕美子君) 農林課長。 ◎農林課長(原直樹君) お答えさせていただきます。  まず報酬の鳥獣被害対策実施隊員報酬でございますが、こちらは平成25年度までは鳥獣保護法に基づきまして猟友会で組織する捕獲隊員に有害鳥獣の駆除をお願いしていましたが、捕獲隊員となることでメリットとされる免許更新時の技能講習が免除となる特例措置が平成26年12月3日で終了することとなったために、鳥獣による農林水産業等に係る被害の防止のための特別措置に関する法律に基づきまして、平成26年度より鳥獣被害対策実施隊を組織しました。実施隊員は非常勤の特別職とし、実施隊員になることにより当分の間、技能講習が免除されるほか狩猟税が免除となっております。こちらにつきましては、年間1名当たり2,000円の報酬で実施隊員のほうをやっていただいております。  続きまして鳥獣被害対策事業委託料でございますが、こちらは農作物の被害防止のためイノシシ、クマ、ハクビシン等の有害鳥獣の駆除をするための罠設置、見回り、捕獲等に対しまして委託を行っております。委託先につきましては藤岡猟友会、鬼石猟友会に委託のほうを行っております。  続きまして鳥獣被害防止総合対策事業補助金でございますが、こちらにつきましては有害鳥獣による被害を防止するための国からの有害鳥獣捕獲に対する補助金となっております。これにつきましては二ホンジカ、イノシシ、アライグマ、ハクビシン、タヌキ等対象となる鳥獣に対しまして1頭当たりいくらという形で補助金のほうを支出しております。  以上でございます。 ○委員長(内田裕美子君) 針谷賢一君。 ◆委員(針谷賢一君) この全般的なんですけれども、最近の鳥獣被害の状況というのはここ何年か年々、被害が大きくなっているのか。その辺をちょっとお聞かせください。 ○委員長(内田裕美子君) 農林課長。 ◎農林課長(原直樹君) お答えさせていただきます。  被害額につきましては、なかなかそんなに増えているという感じではないのですが、捕獲される頭数につきましてはイノシシ、シカ、ハクビシン、アライグマ等と年々数のほうは増加しております。今年度につきましても2月末時点におきまして、イノシシのほうが昨年年間で104頭が2月末現在120頭、シカにおきましては昨年1年間245頭が今年度2月まで316頭というふうにかなりの数増えておりますので、被害額のほうはちょっとあれですが、見えない被害というのはかなりの数増えていると思われます。  以上でございます。 ○委員長(内田裕美子君) 針谷賢一君。 ◆委員(針谷賢一君) 鳥獣、イノシシとかシカが年々増えているということで罠とかいろいろなことで捕獲しているようですけれども、猟友会のメンバーというのは何人くらいいらっしゃいますか。 ○委員長(内田裕美子君) 農林課長。 ◎農林課長(原直樹君) お答えさせていただきます。  猟友会のほうは現在、藤岡猟友会が56人、鬼石猟友会が11人ということになっております。  以上でございます。 ○委員長(内田裕美子君) 針谷賢一君。 ◆委員(針谷賢一君) 旧藤岡のほうで56人、鬼石のほうで11人ですか。この猟友会のメンバーの方は年々少なくなっているようですかね。その辺ちょっとお聞かせください。 ○委員長(内田裕美子君) 農林課長。 ◎農林課長(原直樹君) お答えさせていただきます。  委員ご指摘のとおり年々やはり若い方の加入がなく、平均年齢のほうが毎年上がっておりますので、年々人数のほうも少なくなりつつあるところでございます。  以上でございます。 ○委員長(内田裕美子君) 針谷賢一君。 ◆委員(針谷賢一君) 猟友会の人に対する報酬が年間2,000円という話ですけれども、やはりいろいろな鳥獣被害を防いでくれるのは猟友会の人じゃないかなと思うのですが、今後その猟友会員を増やすっていうんですか、あとは手当をもっと上げてやるとかそういった考えがあるかどうか伺います。 ○委員長(内田裕美子君) 農林課長。 ◎農林課長(原直樹君) お答えさせていただきます。  手当に関しましては、先ほどお答えさせていただきました、鳥獣被害防止総合対策事業補助金等で捕獲頭数によりまして猟友会のほうに補助金のほうは支払いのほうさせていただいておりますので、年間実施隊員としての報酬が2,000円ではございますが、そのほかにお金のほうは出しておりますので、その辺は補助金のほうをまたそれだけに限らず、また今後は検討していきたいとは思っております。  また人数を増やすということでございますが、なるべく若い方にもこの辺の状況を考えつつ、罠猟なりなんなりの免許のほうを取っていただけるような広報活動等を今後行っていきたいなというふうには考えております。  以上でございます。 ○委員長(内田裕美子君) 他にご質疑はありませんか。  湯井廣志君。 ◆委員(湯井廣志君) 156ページ、農業用水維持管理負担金というのがここに記載されているのですが、おそらくこの負担金は藤岡土地改良区、神流川用水土地改良区、中村堰土地改良区この3つの改良区に支出しているわけですよね。そういう中で、今のこの3つの改良区は正職員が3名、臨時職員が2名ですか。やっている仕事のほとんど賦課金の事務、かかっている費用は大体人件費なんですよね。そういう中で非常に私この各地区の農家に言われているのですが、合併まではしなくてもいいから事務の一本化をなんとか進めてくださいよというような話を私は何回も言われています。その中で、このほとんどの仕事は同じような中でこの3つの改良区が運営されているわけですから、そういう中で市のほうが先頭に立ってこの3つの改良区の事務を一本化すればかなりこの事務費が減る、人件費が減る。そういう中でこの試験を市が先頭になって進めていく考えはないのかお伺いいたします。 ○委員長(内田裕美子君) 農村整備課長。 ◎農村整備課長(増野隆君) 3改良区についての合併という話でありますが、以前いろいろ話等はございました。改良区につきましては各取っている水系がまちまちでございまして、例えば神流川用水土地改良区ですと神流川から埼玉北部土地改良連合というところから水をいただいている関係上、またそちらのほうに所属していて、中村堰土地改良区につきましては鏑川水系から水を取水しているということで、これは鏑川地区甘楽多野こちらの合併という、同じ水系でやるという話も以前ありまして、いろいろ各地区水系でやるのか、例えば市町村単位でやるのかというような問題がございまして、市町村単位ですとなかなかその水系が違う。施設も国営施設、また県施設等といういろいろな施設等がございますので、今のところは難しいというような考えでおります。  以上でございます。 ○委員長(内田裕美子君) 湯井廣志君。 ◆委員(湯井廣志君) 課長が言っていることは素人ではありませんから全部承知しています。承知して私のほうは質疑してるわけですから、ですからそういう中で事務の一本化というのはできないということはないですよ。水系が違っても同じような賦課金事務また脱退事務、そういう中で事務を一本化しなさいよと言っているので、その水系の合併までしなさいと私は言ってるわけではありません。ですからその事務の一本化を進めればかなり諸経費が減るのではないのかなということで各地区から言われているわけですよね。そういう中で検討するように各改良区に市のほうから言うことはできるでしょう。そういう中でどのように対応していくのかお伺いいたします。 ○委員長(内田裕美子君) 農村整備課長。 ◎農村整備課長(増野隆君) 委員のおっしゃるとおりなのですが、藤岡市に関しましても藤岡市土地改良事業推進協議会というのがございます。それは藤岡市のほうが事務局となっている組織でございます。そういった中で今後検討していきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○委員長(内田裕美子君) 他にご質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり) ○委員長(内田裕美子君) お諮りいたします。質疑もないようでありますので、質疑を終結いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) ○委員長(内田裕美子君) ご異議なしと認めます。よって、第6款農林水産業費について質疑を終結いたします。  第7款商工費について質疑に入ります。ページは166ページから180ページまでであります。ご質疑はありませんか。  冬木一俊君。 ◆委員(冬木一俊君) 1点だけ説明を求めます。172ページ第5目の観光振興費、第14節の工事請負費なんですけれど、案内看板設置工事58万1,000円ということで、ふじふれあい館の北面、整備事業の一環として眺望できる山々の案内看板を2か所設置するということなんですけれども、どこに設置するのか。それと173ページ同じく同内容なんですけれど、第17節の備品購入費、施設備品購入費41万9,000円ということで、これについては展望スペースにベンチを5台ということなんですけれども、具体的なベンチの仕様についてお伺いいたします。また、この事業については県の支出金のほうから千客万来支援事業県補助金ということで半額支出されるということなんですけれども、この千客万来支援事業県補助金これについての説明、この3点を説明願います。 ○委員長(内田裕美子君) 商工観光課長。 ◎商工観光課長(黒柳幸男君) ご説明させていただきます。  まず初めに、ふじふれあい館の案内看板の設置でございますが、今現在案内看板等が一部ございますが、1つはふじふれあい館の北側のところに1か所。あとは上のほうの桜があったり、真ん中に石段があるところの上のところ、あそこのところに1か所を設置する予定でございます。事業費につきましては、58万800円の見積もりでございます。このうち千客万来支援事業県補助金は2分の1の補助ということでございますので、29万400円が県から市のほうへの補助金の額ということになります。  続きまして、第17節の備品購入費でございます。一応現在、木製のベンチ既製品というものにはなるとは思いますが、2人掛けのものを今のところ5台買いまして、ふじふれあい館の北側のところが今度眺望がきれいになりますので、そういう場所ですとか、上の場所等に置きまして一応5台を買う予定でございます。金額につきましては、5台でございますので41万9,000円ということでございます。  千客万来支援事業の県の補助金についてでございます。これにつきましては県の補助金ということで、まず集客力のあるワンランク上の観光地を実現するために各地域のトイレを改修したり施設整備をしたりということで対象となる支援事業でございます。条件としましては市町村や一部組合、商工会議所等が受けられるということで補助対象経費が一応50万円以上、上限500万円ということで補助率は補助対象経費の2分の1以内ということで対象となっている事業でございます。  以上でございます。 ○委員長(内田裕美子君) 冬木一俊君。 ◆委員(冬木一俊君) 今、眺望できる山々の案内看板を2か所設置し、ということなんですけれども、例えば赤城山だとか榛名山だとか妙義山とかそういう北面から見える山々を解説というか、山の形を書いてやるということなんかね。この予算事業シートを見るとそんなことで書いてあるんだけれども、もう少し具体的に説明願いますかね。  木製のベンチは今あるベンチみたいなのを新たに5台追加するということでよろしいんですかね。それとこの設置時期、これについてはいつを考えているのかお伺いいたします。 ○委員長(内田裕美子君) 商工観光課長。 ◎商工観光課長(黒柳幸男君) ご説明させていただきます。  案内看板等につきまして今現在、上のほうに写真で赤城山、榛名山というような写真で一部小さいものがあるんですけれども、それを今撤去しまして新しくそういう山々ですとかそういうものを入れた中で、看板を新しいものを付けていきたいと考えております。  それと木製のベンチにつきましては、今年4月25日から花と緑のぐんまづくり2020in藤岡がございますので、それまでには購入をして設置していきたいと考えております。  以上でございます。 ○委員長(内田裕美子君) 冬木一俊君。 ◆委員(冬木一俊君) 花と緑のぐんまづくり2020in藤岡ということに間に合わせるように、これを設置するということで理解をいたしました。それでこれ藤だけじゃなくて、今日議員説明会で話があったんですけれども、桜まつり3月28日から4月4日まで年度末から年度初めにかけて実施予定のもので、大体4,000人規模のイベントで予定していたので、やむを得ず中止ということで理解はできるんだけれども、例えばこれでイベント自体で多くの市内業者だとかが飲食店を含めて出店していただいて盛大にやっていただくそういうイベントなんだけれども、終わるとふじの咲く丘公園で藤が咲くので、そっちのほうが10万人を超えるような来場者で非常に多いんだけれども、今回の差し当たって、3月28日から始まるこのふじふれあいまつりはイベントは中止だけれども、花を見たい、桜を見たいといった方の市民の対応はどうするんですか。この点についても併せて答弁をお願いします。 ○委員長(内田裕美子君) 商工観光課長。 ◎商工観光課長(黒柳幸男君) ご説明させていただきます。  委員ご指摘のとおり現在新型コロナウイルスということで今回桜まつりのふじの咲く丘につきましては中止とさせていただきました。ただ桜を見に来る方はいらっしゃいますので、来ていただいて見ていただくということには特に制限はしません。またトイレについても外トイレができましたので、外トイレ等を利用していただいて桜を見ていただくような形で今考えております。  以上でございます。 ○委員長(内田裕美子君) 冬木一俊君。 ◆委員(冬木一俊君) これ北面事業ということでありますので、1点だけ提言しておきますけれども、これを市民の方が遊歩道で庚申山山頂に登ったり、また南山のほうに行ったりしてて、展望台等も市が責任を持って設置しているんですけれども、北面のそういう山々も観光案内看板として設置するのはとてもいいことだというふうに思います。赤城、榛名、妙義。ただ高崎、前橋のほうばっかり見ててね、美九里や鬼石地域のほうの山も非常にいい山もあるんでね、御荷鉾山も含めてね。そういったものも今後については担当部、担当課で慎重審議していただいて検討をお願いできればというふうに思うんですけれども、見解を伺います。 ○委員長(内田裕美子君) 商工観光課長。 ◎商工観光課長(黒柳幸男君) お答えさせていただきます。  今現在うちのほうで考えているのは、やっぱりふじの咲く丘に立っていただいて、山々を見ていただくということがありますので、今度山が、あそこから上に行っていただくと庚申山の山頂の、女坂上がって山頂から今度は向こう側が見えます。そういうことも含めまして、都市施設課と協議しながらそちらについても今後設置できるかどうか検討はしていきたいかなと考えております。よろしくお願いいたします。 ──────────────────────────────────────────── △散会 ○委員長(内田裕美子君) お諮りいたします。  本日の会議はこの程度にとどめ、散会いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) ○委員長(内田裕美子君) ご異議なしと認めます。よって、本日はこれにて散会することに決しました。明日は午前10時から開会いたします。本日は、これにて散会いたします。                                    午後4時42分散会...